「不思議な間取り」に住む人たち。その家賃と意外な魅力

【のぞき見!リアル とくキュウ】不思議な間取りの謎に迫る

カテゴリ:暮らし

  • 巨大なテーブルに占拠された部屋
  • ボルダリングをしないと寝室に上がれない部屋
  • 建物そのものが薄い物件

部屋が三角形の部屋や吹き抜けが丸い不思議な部屋。世の中には不思議な間取りの物件が多く実在する。

どんな人がどんな暮らしを送っているのか?

巨大なテーブルに占拠された部屋

こちらが、不思議な間取りの部屋に住むという、小林薫さん(46歳)。

部屋に入ると狭い階段があり、その階段を上がると、2階には部屋を埋め尽くすように巨大なテーブルが置かれている。

実はこのスペース、テーブル兼リビング。

つまり、こんなお行儀の悪いことも許されてしまうのだ。

この部屋の不思議さはこれだけではない。

リビングのテーブルには、上に続く板があり…


上にあがると、そこは屋根裏の寝室になっている。


ちなみに、窓を開けても開放感はない。

なぜ、こんな間取りになったのか?

こちらの物件は、築49年という古い建物を改装したもの。間取りは1LDKで、家賃は月9万円。

リビングやダイニングなどをそれぞれ作ると手狭になり、収納スペースもない。

そこで家主が、仕事に食事、くつろげるスペースに収納まで、すべてを兼ね備える一枚板を設置したのだという。

なぜこんな不思議な物件に魅かれたのか?

小林さんは「きれいな所よりも味わいのある方がいい」という理由でこの物件に魅かれ、できれば住み続けたいと思っているのだという。

ボルダリングをしないと寝室に上がれない部屋

こちらの物件の間取りは、尖ったベランダがある、いびつな五角形のワンルーム。

家賃は月8万円だ。


住人は、和田麻友子さん(26歳)。

部屋を見渡すと、可愛らしい印象だが…


よく見ると壁がボルダリングになっていて、ボルダリングをしないと寝室のロフトに上がれなくなっている。


なぜボルダリングをしないと、寝室に上がれない部屋を造ったのか?

オーナーの吉田さんは、その理由を「全ての人が受け入れる形になったら、面白くも何ともないので、個性を最大限に生かして造った」と話す。

部屋のいびつな形も、元々の土地の形に目一杯合わせて建てたからなのだという。

住人の和田さんによると、この部屋は運動もできるから大満足なのだという。

なぜここまで?うす~い部屋

こちらの物件は、6月に完成した新築アパート。

見た目もおしゃれで、駅まで近く、家賃は月7万円と好条件が揃っている。


住人は、岩本哲さん(30歳)。

この物件の不思議な点は、建物そのものが薄いこと。その幅はわずか3m。


しかも、これを5つの住居に分割している。


玄関を入ると、目の前にはいきなり階段。


上に行くと、中2階に靴や洋服などの収納スペース。


2階には、バス、トイレだけの空間。
トイレに行く度に、下の階から上がっていくのが面倒なのだという。


普段は、一番下の5畳ほどの部屋で過ごすらしい。なぜ、あんなに薄い建物を造ったのか?

一級建築士の進藤強さんによると、「使いにくい土地なので地価が安い。そういう土地でも付加価値次第では魅力的な物件になる」のだという。

また、岩本さんは、この不思議な物件を「ちょっと狭いけど、楽しく暮らしている」と評価している。

手がかかるからこそ、不思議な間取りには魅力があるのかもしれない。


(『とくダネ!』【のぞき見!リアル とくキュウ】11月8日放送分より)

とくダネ!の他の記事