主婦殺到!大人気スーパーの「陳列」はスゴイ仕掛けだらけ 

「陳列」が今アツイ!思わず引き込まれるレイアウトのワザに迫る

  • 野菜にスポットライト!
  • 他店にない安値&高品質な野菜の仕入れに密着!
  • スーパーマーケットなのにテーマパークみたい!

あなたがお気に入りのお店を選ぶポイントは何だろう?

安さ?品質?…そんなことはもう当たり前。

今、こだわり抜いた「陳列」で、お客さんの目を楽しませて人気を集めているお店がある。

野菜にスポットライト


こちらは神奈川県川崎市に先月オープンした話題の食品専門店「Una casita(おなかすいた) オーパ新百合丘店」。

店名も個性的だが、ひときわ目を引く「陳列」にこだわっている。


最も目を引く店頭には目玉商品の「梨」がどっさり積んである。
大玉なのに98円という安さは他店ではなかなかないので、たくさんのお客さんが手を伸ばしていた。


さらに様々な野菜はスポットライトを浴びて色鮮やかさを大いにアピール。食卓の名脇役「ニンジン」も、このお店では主役のように目立っていた。

こんなインパクトにのある「陳列」に惹かれたお客さんが、次々お店に吸い込まれていた。


店内では、大きな実をつけたブドウを吊り下げて「陳列」していた。木に実っているかのようなイメージを伝えるだけでなく、小柄なお客さんの見やすさを考えたレイアウトになっている。


色とりどりのパプリカや、ゴーヤ・キノコなどの新鮮な野菜は、本棚のようなケースに「陳列」。

一目で全体が見渡せるレイアウトは、ご高齢のお客さんにも「斬新で見やすい」と高評価を得ていた。


こんな楽しい「陳列」に引き込まれた60代女性のお客さんが、野菜以外に買っていたのが「ぬり漬の素」という耳慣れない商品。

これは石川県名物の酒粕と塩から作った万能調味料で、野菜や肉・魚に塗って一晩おくと旨味がアップするという。「Una casita」は、こんな地方の珍しい逸品をたくさん取り揃えているので、美味しいものを見つける宝探しのような気分で店内巡りを楽しめる。


「Una casita」は、安くて新鮮でおいしい野菜に徹底的にこだわり、逆に肉や魚などは売られていない。

では、どうやって新鮮で安い野菜を手に入れているのか?深夜の青果市場をのぞいてみた。

他店にはない「こだわり青果」の仕入れ術


仕入れを担当する専属の仲卸業者は、その日の市場に並んだ質の高い野菜や果物の中から、他店では扱わない形やサイズの青果を厳選していた。

例えばこのキュウリは、少し曲がりすぎているため普通のスーパーは買わないのだという。


こうして高品質で低価格の野菜を「当日仕入れ・当日配送」することで新鮮なまま各店舗の店頭に並べられるのだ。

しかし、「当日仕入れ・当日配送」にこだわるため、各店舗は何が入荷されるのかギリギリまで分からない。そんな“店の顔”といえる「陳列」を決めるのが、鈴木店長と清水営業部長の2人。

売れる「陳列」ワザ


開店まであと3時間というきわどい時刻になって、ようやく「陳列」がスタート。

2人の指示を受けて店員の皆さんが一丸となって商品を並べていくのだが、ここにも秘訣があった。


例えば、同じような色味の「小松菜」と「ほうれん草」の間に「ダイコン」を入れると、それぞれが際立って見えるという。

こうして野菜の色味で陳列場所を分けると売り上げも変わってくるそうだ。

テーマパークみたいな人気スーパー


福岡県北九州市にある「ハローデイ」は、また違った個性的な「陳列」で人気を集めている。

実はこちら、同業者からの注目度もとても高く、小売業界で日本一視察が多い食品スーパーとも言われている。その店内は、まるでテーマパークのようだった。


目を引くのは、かわいい「ピエロ」や「象」の人形たち。

この「ハローデイ」は店舗ごとにテーマがあり、こちらの徳力本店は「サーカス」をイメージしてディスプレイしているという。これなら小さな子供も飽きず、楽しみながら買い物に付き合ってくれそうだ。

さらに生鮮食品コーナーをよく見ると、意外な商品まで並んでいることに気が付いた。


例えば、精肉売り場では焼き肉に使う「トング」を売っていたり、麺類の売り場に「トッピング」につかう商品を置いていたり。

食材と関係ある商品を近くに「陳列」すると、一緒に買われるだけでなく「メニューの提案」になることからお客さんに喜ばれるのだという。


そんな「メニューの提案」をさらに推し進めて誕生したのが、こちらの「クッキングサポート」コーナー。

毎日何を作ればいいのか悩んでいる全ての奥様のために、店内の商品で作るメニューとレシピを日替わりで提案している。このような商品の見せ方が上手なお店を取材すると、たくさんのお客さんの笑顔と出会えた。


始めに紹介した「Una casita」は、コメンテーターの深澤真紀さんも行ったことがあるという。

深沢:
「Una casita」は、「おしゃれなお店だから、ちょっと高いかな?」ってみんな警戒するんですけど安いからテンションが上がって、私もカゴが2ついっぱいになるぐらい買っちゃいました。

今、ネットスーパーで生鮮食品が買えるようになってきたから、実店舗は体験を重視したり いろんな新しい業態が出ていますね。


(『とくダネ!』10月4日放送分より)

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