「女性は土俵からおりて」は伝統なのか?女性差別なのか?

カテゴリ:暮らし

  • 「女性は土俵からおりて」”女人禁制”に様々な声
  • 海外メディアもこの問題を報じる
  • 相撲の女人禁制は明治以降に作られた虚構?

今回問題になった相撲界の”女人禁制”について国内外から「伝統なのか?」「女性差別なのか?」さまざまな議論が出てきている。

野田聖子総務相は6日午前の閣議後会見で
「女性が入れないというのはかつてトンネル工事でもあった。山の神様は女性だからトンネル工事の時に女性が入ると事故が起きるかもしれないと。(土俵に女性を上げる上げないは)相撲協会において適切に今回の事例を受けてどう歩んでいくか決めて頂ければよろしいと思う」などと話し、今回の問題について相撲協会で適切な対応を議論してもらうよう求めた。

米・ニューヨークタイムズ紙
「日本の女性は男女平等に対し、無数の障害に直面している」という記事をのせている。

米・ワシントンポスト紙
「日本の女性が直面する課題を明確に表している最も新しいケースだ」とこの問題を取り上げている。

また、ニューヨークやロンドンで今回の件について聞いてみると批判の声が多く挙がった。
ニューヨーク市民は
「こんな伝統はばかげている。もうそんな世の中ではない」

ロンドン市民は
「伝統を守ることも時には理解できる。この問題は女性差別というよりは伝統を守るか守らないかという問題だと思う」

一方、相撲と女人禁制についての共同論文がある北海道教育大学の吉崎祥司名誉教授らは
”古来から女性も相撲に参加していて女人禁制は明治以降に作られた虚構の可能性がある”と指摘している。