アルミホイルをハンマーで叩くだけ!みんながハマる謎の“遊び”をやってみた

スタッフ「肩や手首、腕がパンパンになります」コツは“根気よく叩くこと”

カテゴリ:暮らし

  • SNSで「20万いいね!」アルミホイルで銀の球づくり!
  • マネする人が続出!多くの人が自分の作品をSNS上に投稿
  • なぜハマる?スタッフも便乗してみた

3月1日、「アトリエpuchuco」さんがツイッターに投稿した画像が、4月6日現在、約20万もの「いいね!」がついている。

それが、こちら。

手の平に乗っている銀色の球体は、撮影者が反射するほどの鏡面性で光沢を放っている。
「アトリエpuchuco」さんによると、16メートルのアルミホイル1本分を丸めてハンマーで叩くこと1時間~1時間半程で、このような作品ができたそうだ。

ちなみに「アトリエpuchuco」さんは、普段から色々なシルバーアクセサリなどを手掛けており、今回の“アルミホイル球”も、ある作品に使う一部として作成したらしい。

ツイッター上で真似する人続出

材料が身近なものだけで作成できることもあってか、「アトリエpuchuco」さんのツイートを皮切りに、SNS上では多くのユーザーが、アルミホイルを丸めて仕上げた作品を投稿し始めた。

【ネット上の声】
・中毒性がある
・辞め時がわからなくなる
・どうしよう、止まらないんだがw
・まるで自分が職人になったような感覚


中には、球体を作り終えるまでの過程すべてを、ビデオカメラで録画し、公開するユーチューバーも多くいた。同じように、球体型を作成する人が大半を占める中、下のような作品を作る方も…

実際に作ってみた

一体、アルミホイルをトンカチでひたすら叩くという地味な作業のどこに、多くのユーザーが熱をあげる要素があるのか。
その理由を解明するべく、スタッフも実際にアルミホイルで銀の球を作ってみることにした。

アルミホイルとトンカチ、それに使い捨てのポリエチレン手袋も用意。手袋を使わないと、右の写真のように指が真っ黒になるので注意しよう。ちなみに、これらの道具はすべて百円均一ショップで購入可能。

また、叩いているうちにアルミホイルのカス(?)が飛び散り、床が汚れるとのことなので、あらかじめ新聞紙を敷いて、ひたすら叩きまくる。

最初は柔らかく、叩きやすかったアルミホイルの塊も、次第に強度を増していき、強固なものとなっていく。部屋中に響き渡る音も「グシャッ、ジャッ、ゴショッ」から「ドン!ドン!ドン!」と、本物の鍛冶屋さながらの音へと変化していく。

次第に、トンカチを振り下ろす右手に疲労が蓄積していき、まず最初に手首が痛くなり始める。それでも、ひたすらアルミホイルにトンカチをあてる。

時には優しく、時には強く。叩き始めて30分~45分ぐらい。
丸い面もあれば、穴ぼこが目立つ面もある。力加減を間違えたか?

へこんでいない外側の部分を強めに叩いていけば、きっとすべて同じぐらいの厚さにまとまるはず。そう信じて、ひたすらにトンカチを振りかざして、4時間近くが経過…

はい、完成!






・・・なんで!?

思えば一瞬のことだった。同じ面をしばらくの間、叩き続けているうちに、一つの四角い面が出来ていた。これはまずいと思い、違う面も叩いていくと、そっちの面も四角い面へと姿を変えていく。そんなこんなで、誰も望んでいないシルバーキューブが誕生してしまった…


もう戻らない…でも終われない

キューブ状から再び球体へと戻っていくとは思えず、改めて最初からやり直すことに。

きっと、最初にアルミホイル1本分すべてを取り出して丸める際に、力の入れ具合が足りず、その時点で既に穴ぼこが発生することが決まっていた箇所があるに違いない。
今度は、最初に丸める際に、力を入れて押しつぶすように丸めていこう。

さすがに2回目ともなると、1回目とは雲泥の差で作業がスムーズだった。叩き方も何となくだが、コツがあるような気がした。

アルミホイルをすべて取り出し、手で丸めた直後は空気や隙間もあってか、左写真のようなスイカくらいの大きさだったが、トンカチで1時間ほど叩くと、右写真のように片手でつかめるサイズまで小さくなった。

ここまでは変化が明確に表れてきたが、それからは視覚的変化がまったく見られず、それに加えて2回目ということで、右腕全体がだいぶ悲鳴をあげていた。

その後、叩けども叩けども鏡面性は見られず、3時間ほど叩いて一応球体に仕上げたものがこちら

実際にやってみての感想だが、途中までは時間も忘れるほどに入り込めた。特に、職人気質な人ほど熱中することは請け合いだ。

ただ、SNS上での反応にもある通り、ある程度まで到達すると本当に、辞め時が分からなくなる。スタッフが作ったものも、まだまだ叩き続ければ鏡のように反射してくれるのだろうか。


ほんの少しの達成感と右腕のダルさを感じながら、会社の外に出た…