SNSにつぶやくだけで711万円!セブンの“口コミ力”を狙った新戦略

“アンバサダー”と呼ばれる普通の人が情報発信

  • 報酬はセブンイレブンの社名にちなみ、711万円
  • 継続的に商品の良さを呟いてもらい認知度アップ、ファン増を狙う
  • 経営コンサルタント・森田章氏「自分に近い人から情報をもらうほうが影響を受けやすい」

コンビニ業界トップのセブンイレブンが始めた太っ腹な新戦略。
『報酬711万円!?ドリーム・セブンスイーツ・アンバサダー』

週に一回、SNSでセブンイレブンが販売するスイーツを紹介することなどで、年間711万円もの報酬が得られるという
嘘のような甘~いお仕事。

選ばれるのはたった一人。
期間中に指定のSNSにセブンスイーツの魅力的な投稿をした人の中から選ばれ、今月1日から募集が始まった。

活動期間は今年7月から一年間で、報酬はセブンイレブンの社名にちなみ、711万円が支払われる。

「ドリーム・アンバサダー」の“口コミ力”

ところで、なぜこのようは大胆な戦略にうって出たのか。

その狙いは、「アンバサダー・マーケティング」。
アンバサダーとは、日本語で「大使」の意味で、自社の商品に愛着を持ち、その魅力を積極的に周囲に広めてくれるファンのような顧客のこと。

今回セブンイレブンは、このアンバサダーの口コミ力に目を付けた。

優れた発信力を持つ「ドリーム・アンバサダー」一人に、継続的に商品の良さなどを呟いてもらうことで、認知度をアップさせ、ファンを増やしていく狙い。

ネット全盛時代ならではのこの新戦略。

セブンイレブンにとって711万円の報酬は決して高いものではないのかもしれない。

「自分に近い人から情報をもらうほうが影響を受けやすい」

この取り組みについて、経営コンサルタントの森田章氏は、
「影響力のある人がSNSなどを使って情報発信をしてモノを売ったり流行を作り出すことをインフルエンサー・マーケティングというが、今回のセブンのアンバサダー・マーケティングというのは、普通の人が情報を発信する。

最近の社会学の研究で、流行が起きるのは、情報発信者が誰ということではなく、情報の受け手、影響を受けやすい人が何人いるのかということが重要。自分に近い人から情報をもらうほうが、影響を受けやすいということもある。今回のセブンの取り組みは興味深い」と話す。

(「プライムニュース α」4月4日放送分)

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