スーパーのレジが“ATM代わり”に!買い物ついでに現金引き出し

大手スーパー「イオン」の43店舗の一部レジで開始

  • 自分の銀行口座から即時に支払いが出来る「デビットカード」の仕組みを活用
  • 2020年2月末までに本州や四国の約400店舗へ順次拡大予定
  • 萱野稔人教授「キャッシュを使う人の利便性も高めながらキャッシュレス化の動きを進めるのが大事」

「キャッシュアウト」

スーパーのレジで現金を引き出し。

そんな新たなサービスが2日、大手スーパー「イオン」の43店舗の一部レジで始まった。
 
その名も「キャッシュアウト」。
自分の銀行口座から即時に支払いが出来る「デビットカード」の仕組みを活用し、買い物のついでにレジで現金が引き出せる。

買い物客も、「自分が使っている銀行のATMがなくて、スーパーで出来ると便利だと思う」と話す。

必要なのは「デビットカード」

金融庁の規制緩和で解禁となったデビットカードによる「キャッシュアウト」。
暗証番号を押してOKボタンを押すだけで現金が受け取れる。
 
キャッシュレス化の動きに逆行しているようにも映るが、イオンリテール デジタルイノベーション部の武笠順子さんは、「ATMの操作が不慣れなお客さまもいる。イオンの従業員が直接顔を合わせながら現金を渡せるので、お客さまの不便を解決できるのではないか」と話す。

また、店に出向くことが難しい高齢者などの支援として運行している「イオン気仙沼店の移動販売車」でも、3日からキャッシュアウトサービス」が利用できるようになる。

イオンではこの「キャッシュアウト」を2020年2月末までに本州や四国のおよそ400店舗へ順次拡大する予定。

「キャッシュを使う人の利便性も高めながらキャッシュレス化の動きを進めるのが大事」

津田塾大学の萱野 稔人教授は、「キャッシュレス化の流れはもう止まらないし、東京ではすでに進んでいる。ただ、東京を一歩出るとまだキャッシュレス化の動きは浸透していなくて、東京中心に物事を考えていると現実を見誤ってしまうところがある」と話す。

「ATMが足りなくて不便だったり、キャッシュレス化に抵抗がある人は、いくら手元にあっていくら使えるのか把握できないから恐ろしいという心配もあるので、その目線に立ってキャッシュを使う人の利便性も高めながらキャッシュレス化の動きを進めていくのが大事かなと思う」と指摘する。

(「プライムニュース α」4月2日放送分)

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