坂口憲二さんが無期限の活動休止を発表。同じ難病と闘う男性が語る「痛み」

  • 坂口憲二さんが455文字のメッセージで芸能活動休止を発表
  • 「特発性大腿骨頭壊死症」患者数は国内で約1万5000人
  • 同じ難病と闘う男性「巨大な手におさえつけられたような痛み」

『私は、この度、芸能活動を休止するとともに長きにわたり お世話になっていた所属事務所も退社することといたしました。』

人気俳優の坂口憲二さんがこの週末に驚きの事実を公表。

「ご報告」と題された455文字のメッセージには、坂口さんを芸能活動休止に追い込んだある難病の名前があった。

その難病は「特発性大腿骨頭壊死症(とくはつせいだいたいこっとうえししょう)」。太ももの付け根にある大腿骨頭の一部に血液が通わなくなり、骨の組織が死んでしまい、重症化すると歩くのも辛いという、国が指定する難病。

坂口さんは『私の病気は特発性大腿骨頭壊死症という病名です。いざ仕事となったときに自分の力をセーブしながら続けるのも困難だと考え、この度の結論に至りました』とコメントを出した。

2012年ごろから異変

1999年に俳優デビューした坂口さんは、その後、天才外科医役を演じ、シリーズ化もされたドラマ「医龍」は大ヒット。劇中で披露された肉体美も話題となった。

18歳からやっているサーフィンはプロ顔負けの腕前で、サーフィンで旅するDVDも出した。2012年には、初舞台の時代劇に出演するが、この頃から体に異変が起きていたという。

スポーツニッポンの小枝功一芸能デスクは「股関節に違和感を持たれたようです。すごく激しいアクションや殺陣のある作品でしたので、その影響で筋肉痛などそういった類のものかと思っていたようで、痛み止めを服用して乗り切ったようです」と話した。

坂口さんを襲った右股関節の原因不明の痛みは、この時まだはっきりとした病名がわからなかったという。

その後、2014年にはドラマ「続・最後から二番目の恋」に出演。ドラマの中で、自転車をこいだり小走りするシーンに不自然なところは見られなかったが、この時には病状は悪化していたそうだ。

小枝芸能デスクは「ドラマの収録現場でも松葉づえや車いすで移動せざるを得ないくらいの状態になっていて、かなりひどい状態だったと伺っています」と話した。

ドラマ終了後の7月に精密検査を受けるため、一時俳優業を休んで入院。2015年の春に難病「特発性大腿骨頭壊死症」と判明し、手術を受けた。

詳しい原因がわからないこの難病の患者数は、国内で約1万5000人。

骨の一部を切断して関節の向きを矯正する方法や、股関節を人工関節に置き換える方法など、手術によって治療するのが一般的だという。

同じ難病と闘う男性「巨大な手におさえつけられたような痛み」

12年前から坂口さんと同じ難病と闘う40代の男性は、3年前のリハビリで右足を少しかばいながら歩き、その影響で右肩も下がっている様子が見て取れた。

40代の男性は「ジンジンとした痛みで、もう巨大な手におさえつけられたような痛み。今まで体験したことのない痛みでした。歩きたいんですけど、足の出し方がわからなくなるような感じです」と語る。

この男性は1年ほどのリハビリで痛みが治まったという。

2015年に人工関節に置き換える手術を受けた堀ちえみさんは、4月1日にコメントを発表した。

『普通に生活するのも困難なほど、股関節や脚、腰等に激しい痛みが生じる病気です。術後の院内リハビリも終えてから痛みもなくなり、今は普通に生活を送っています。とても辛い病気ですので、病状が良くなる事を心より願っております』

『ご報告』と題されたメッセージの最後に、坂口さんはこう締めくくっている。

『しばらくは治療に専念して、しっかり体調を戻してから自分のできることをやっていきたいと思っています。それが表現の世界なのか、また全く違った世界なのかは、今現在はわかりません…。皆様には感謝しかありません。本当にありがとうございました。坂口憲二』

(「めざましテレビ」4月2日放送分より)

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