初詣はどこに行く?日本最大のお参り投稿サイトとは

検索機能付きで写真が無くても投稿できる投稿サイト「ホトカミ」

カテゴリ:国内

  • 日本最大の神社・お寺の投稿サイト
  •  思い思いの感想を投稿できる
  • 来年中にはアプリも作りたい

日本全国の神社とお寺は16万といわれている。

その9割の情報を網羅するのが、日本最大の神社・お寺の投稿サイト「ホトカミ」だ。

今年4月にスタート以来、すでに約1万のお参り記録が投稿されているという。「ホトカミ」を企画・運営している、株式会社DO THE SAMURAI の吉田亮社長に、日本のお参り事情を聞いた。

ーーそもそも吉田さんが、神社・お寺の投稿サイトを始めようとしたきっかけは?

東大の学生時代に、プロのミュージシャンを目指していて、1年間休学してバンドに専念したのですが、いざやってみると曲がつくれない。そんなとき、幼いころから好きだった歴史の本を読んで、「志」という字は「侍の心」だということに感銘を受けて。そこで、日本の文化・歴史を今の人たちに伝えていこうと考えて、各地で講義や神社のツアーを始めました。

ーー神社ツアーが投稿サイトをつくることにつながった?

神社ツアーをやっていると、他の神社から「うちでも何かできないか?」とか、若いお坊さんから「仏教の話をしたいのですが、年上の人たちに話しづらい」とか、いろいろと相談を受けるようになりました。神社やお寺で困っている人たちがいて、一方でお寺や神社を求めている人たちもいると。

何かできないかと思っているときに、お寺や神社の人の多くはITに疎遠で、ツイッターも使っていないことがわかり、お参りしたい人の気持ちもわかる自分が彼らのためにウェブサービスをやろうと

ーーいま日本で、お寺や神社のお参り愛好者はどのくらいいるのですか?

個人的な実感では、日本人の10人に1
人はかなり好きな方ではないでしょうか。特定宗教に属していない人で、年間で平均3回お参りに行くという数字もあります。

たとえば外回りの営業の方が、営業のついでに神社を見つけたらお参りするとか、旅行でもお寺や神社は行くことが多いですよね。

ーーホトカミ以外にも神社やお寺のウェブサイトがあるのと思うのですが、ホトカミはどこが違うのですか?

ホトカミは、日本初のお参り記録の投稿サイトなんです。


お寺や神社が好きでお参りしていても、フェイスブックには書き込みづらいという声をよく聞きます。『清水寺に行きました』と書き込めても、『お参りに行きました』と書くと変な人と思われるんじゃないかと考えて投稿しづらいと。ですからホトカミでは、投稿自体が価値になるようにしています。

ーー具体的には?

1つは、投稿の前提として「個人的な想いで感想をいれてください」としています。

一般のユーザーは投稿してくださいと言うと、「私は歴史が詳しくないから」と躊躇するのです。しかし、ここでは思い思いに感想を、たとえば『猫がいました』とかでいいのです。

個人的な想いで投稿するというのが、このサイトを作るときにとても気を付けたところところです。

また普通の人は写真がうまくありませんが、いまフォトプレッシャーというか、「きれいな写真しか載せてはいけない」という雰囲気がSNS上にあるんですよね。

神社やお寺を好きな方は控えめな方が多いので、ここでは写真が無くても投稿できますとしています。

ーーほかにもホトカミ独自のサービスはありますか?


解説記事や、住職さんや宮司さんのインタビュー。住職さんや宮司さんはもっと自分のお寺や神社を知ってほしいんですね。

また、サイトのトップページの一番上に現在地からの検索機能があります。営業中や旅行・出張に行ったついでに、近場の神社やお寺を探してちょっとお参りするかとかできますね。

ーーなるほど。来年以降はこのサイトをどう展開する予定ですか?

今年は広報するよりも、少数の熱い人たちのいい投稿を増やそうとしました。来年は神社側の人にもどんどん知ってもらおうと思っています。

3年後には『Retty』や『食べログ』みたいに、たとえば「今年は厄年だからホトカミで神社を探そう」となるよう目指したいですね。アプリも来年中には作りたいと思います。

ーー最後に吉田さんが考える、「お参りの魅力」って何ですか?


お参りの魅力は人によって違うのですが、私にとっては内省する場所ですね。毎月1週目にお参りする場所があるんですけど、30分歩いて向かいながら自分を振り返り、お参りしてラーメン食べて帰ってくると(笑)。それによって自分を定点観測できます。

ーーありがとうございました。初詣の場所選びに、サイトをチェックしてみますね。