<日本周辺情勢>中国軍艦・情報収集機・ロシア戦術偵察機が相次ぎ日本周辺へ

中国のジャンカイⅡ級フリゲート(549)とY-9情報収集機、ロシアのSu-24戦術偵察機、立て続けに日本周辺で確認

カテゴリ:話題

  • 26日午前10時頃、中国のジャンカイⅡ級フリゲートが一時的に、日本海進出
  • 27日の午前から午後にかけての数時間、中国のY-9が東シナ海から対馬海峡を通過
  • 27日午前、ロシアのSu-24が奥尻島沖から能登半島沖まで長距離飛行

防衛省・統合幕僚監部によりますと、26日午前10時頃、海上自衛隊第4航空群所属「P-1」(厚木)及び第43掃海隊所属「うくしま」(下関)が、下対馬の西南西およそ70kmの海域を北東進する、中国海軍のジャンカイⅡ級フリゲート549(タイトル写真上)1隻を確認しました。
その後、中国艦艇は対馬海峡を北上し、一時的に日本海へ進出しましたが、28日に対馬海峡を南下し、東シナ海に向けて航行したとのことです。(参照:上地図)

また、防衛省・統合幕僚監部によりますと27日、午前から午後にかけての数時間、中国のY-9情報収集機(タイトル写真真ん中)が東シナ海から対馬海峡を通過し、日本海に至り、その後反転し東シナ海へ飛行する長距離飛行を行いました(参照:上地図)。

航空軍事評論家の石川潤一氏によりますと、このY-9情報収集機は、山東省煙台市の莱阳基地に所属する、海軍航空兵第2師団第4航空連隊のY-9JB(GX-8)とのことです。
中国機による対馬海峡通過は1月29日以来で、その際もY-9情報収集機でした。

また、防衛省・統合幕僚監部によりますと27日、午前中の数時間、ロシアのSu-24戦術偵察機(タイトル写真下)が奥尻島沖から能登半島の日本海を飛行する長距離飛行を行いました(参照:上地図)。

航空軍事評論家の石川潤一氏によりますと、このSu-24戦術偵察機は、昨年10月3日に日本海を飛行した「34白/RF-90950」(参照:下写真)と同じ機体で、コムソモルスク・ナ・アムーレのフルバ基地の277BAP(第277爆撃航空連隊)所属機で、主翼下にはEfir-1M放射線モニタリングポッドを、胴体下にはShpil-2Mレーザー偵察ポッドを搭載しているとのことです。

ロシアのSu-24戦術偵察機による日本周辺の飛行は、1月19日以来です。
(スタッフ・北原)

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