子どもたちのSOSに理解を 夏休み明けに増える“心”の問題

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夏休み明けに心配されるのが、子どもたちの心の問題。

不登校などが増える時期にあたり、教育関係者は子どもの気持ちを理解することが大事と話す。

NPO法人 寺子屋方丈舎・江川和弥理事長は、「(1学期の)7月まではなんとか行けました。でも(夏休みで)いったん休み、自分でいろいろ考えましたと。『この人間関係は自分にとって厳しいな』と(悩むのが)夏休み明けに増えていくということ」と話した。

福島・会津若松市でフリースクールを運営する江川和弥さん。

20年前から不登校などの悩みを抱える子どもたちを受け入れている。

学校の人間関係や勉強の悩みなど、夏休み明けに寄せられるさまざまな相談。

子どもの気持ちを大人が理解し、寄り添わなれば、さらにつらい状況に追い詰めるという。

NPO法人寺子屋方丈舎・江川和弥理事長は、「(悩みを抱える子どもは)学校に行かなくなるまで、かなり我慢をしていると思っていて、担任の先生も含めて、ゆっくり理解していかないと」と話した。

調査では夏休みが明ける8月下旬から9月上旬にかけて、こどもの自殺が最も多いというデータもあり、江川さんは全ての大人がこどもの命守ることが大切だと話す。

NPO法人寺子屋方丈舎・江川和弥理事長は「大人は(不登校などの)理由を教えろって必ず言う。でもわれわれは理由を聞かずに、いったん休みを引き受ける。そんな勇気が大人の側にないと、子どもをどうしても責めてしまう」と話した。

県内のフリースクールでは、9月13日まで施設の無料開放を行い、子どもたちの相談に対応する。