ライオンのふんで事故防止を 列車とシカの衝突防げ

列車とシカの衝突事故を防ぐため、JR釜石線の線路に、ライオンのふんを原料にしたシカよけの薬剤がまかれた。

シカよけの薬剤が散布されたのは、JR釜石線の洞泉駅から小佐野駅までのおよそ5kmの区間。

この薬剤には、ライオンのふんから抽出した成分が含まれていて、振りまくことで、シカが線路に近づかなくなる効果があるという。

JR東日本管内では、年間800件ほど、列車と野生動物の接触事故があり、その半数以上が盛岡支社管内で発生している。

JRでは、シカ対策として、これまでにも防護ネットや野生動物が苦手な光を使った装置を試していて、より効果の高い対策の導入を進める方針。

釜石線は、ラグビーワールドカップの試合に合わせて、臨時列車が運行される予定で、JR東日本では、事故を防ぎ、安全で安定した輸送に努めたいとしている。