熊本地震の本震から3年 石垣修復へ継続して支援

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熊本地震の本震から16日で3年を迎え、被災地では祈りがささげられた。

福島県内から熊本県への支援に携わってきた人たちも、特別な思いで16日を迎えている。

2016年4月16日に熊本県で発生した震度7の地震。

2日前の前震とあわせて273人が犠牲となり、熊本城にも大きな被害が発生した。

白河市建設部・鈴木功(いさお)次長は「小峰城の数倍の規模で石垣の崩落があり、『これは他人(ひと)ごとではない』と」と話した。

東日本大震災のあと、小峰城の石垣の修復工事を指揮した白河市役所建設部の鈴木功さん。

熊本市は、熊本城の修復に小峰城の修復技術を活用しようと、地震直後に白河市へ協力を要請。

これを受け、鈴木さんは、これまで5回熊本市を訪れ、石垣の修復技術や工事の手順を伝えてきた。

鈴木次長は「崩落した石1個ずつに番号をつけて、どの辺に落ちていたのかをわかるようにして、もともとの形がわかる写真と、1つずつ石を照らし合わせていきました」と話した。

7年余りかかって修復が完了した小峰城。

鈴木さんは、熊本城の修復には、より長い時間と多くの手間がかかるとみていて、今後も協力していくことにしている。

鈴木次長は「城は地域の方にとってシンボルですので、城の復興と市民の心の復興が同じく進めばいいのではないかと思っています」と話した。