福島県内の1週間を振り返ります。

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福島県内の1週間を振り返ります。

11日、東日本大震災から8年、冷たい雨が降り続く中、県内でも鎮魂の祈りがささげられた。

津波で父親を亡くした男性は、「ハード面は復興と言えるが、人の気持ちはまだまだ」と話した。

県内では、1,614人が死亡し、196人が行方不明となっている。

今も4万人以上が、県の内外で避難生活を余儀なくされている。

会津若松市に避難する大熊町民は、「後ろを向いてもつまらないし、前向きに」と話した。

各地で追悼、そして復興を祈る1日となった。

12日、東京電力の旧経営陣が強制起訴された裁判で、被告側の最終弁論が行われた。

勝俣元会長ら旧経営陣3人は、津波対策を怠り、福島第1原発事故による避難で、双葉病院の患者など44人を死亡させたとされている。

最終弁論で、被告側の弁護人は、「津波の予見可能性が認められない」と無罪をあらためて主張した。

自らの責任を語らなかった3人に対し、傍聴席からは怒号も飛び交った。

判決は、9月19日に言い渡される。

13日、県内の公立中学校で卒業式が開かれ、1万6,700人余りが旅立ちの日を迎えた。

2018年、7年ぶりに村に戻った飯舘中学校では、震災当時小学1年生だった22人の卒業生が式に臨んだ。

避難生活を一緒に乗り越えてきた仲間との別れ。

それぞれの誓いを胸に、新たな1歩を踏み出す。

県立高校で合格発表が行われ、7,520人が喜びの春を迎えた。

II期選抜の受験倍率が1.15倍となった福島高校では、280人が合格し、受験生たちが喜びを爆発させた。

合格した生徒は、「本当に大丈夫かなと思ったんですけど、受かったので良かった」と話した。

緊張から解放された受験生たちは、春からの新生活に胸を躍らせていた。