堆積物“持ち上げられる”と確認 福島第1原発2号機

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福島第1原発2号機で13日に撮影された映像。

機械が持ち上げたのは燃料デブリとみられる堆積物で、今回、つまみ上げられることが初めて確認された。

レンズの先に映るオレンジ色の物体。

小石のような塊を、機械がゆっくり挟み込んでいく。

この調査が行われたのは、福島第1原発2号機の格納容器内。

格納容器の内側にパイプを入れ、専用に開発した装置を格納容器の底に向かってつり下ろした。

格納容器内で確認されていた燃料デブリとみられる堆積物について、硬さなどを調べるのが目的。

およそ8時間に及んだ調査では、専用に開発された装置が初めて堆積物をつかみ上げ、6カ所のうち5カ所で、堆積物を移動させられることが確認された。

残り1カ所では、堆積物をつかむことはできなかった。

東京電力・大山勝義リスクコミュニケーターは、「小石状の物を動かせたことからすると、今後の燃料デブリの取り出しのシナリオ(方法)、つかんで取り出せるシナリオ(方法)が成り立つ、1つの証明になったと思います」と話した。

東京電力は、調査を行った2号機で、2019年10月以降に堆積物のサンプルを取ることにしていて、2021年には本格的に取り出しを始める計画。