「までいの成人式」をプロデュース 伊勢谷友介さんと新成人の絆

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14日は「成人の日」。

福島県内の多くの自治体では13日、成人式が行われた。

2019年は2万89人の新成人が、新たな1歩を踏み出している。

そんな中、飯舘村の成人式に駆けつけたのは、俳優の伊勢谷友介さん。

東日本大震災当時、村の子どもたちに手を差し伸べた、ある出来事をきっかけに、今回は村の成人式をプロデュース。

ふるさとで久しぶりの再会を喜び合ったのは、飯舘村の42人の新成人。

新成人は、「飯舘村に戻ってきて、成人式をやれるということがうれしい」、「(全村)避難とかで、みんなバラバラで会う時間とかなかった、大人になって再会できて、すごく楽しみ」などと話した。

震災当時は、小学6年生だった新成人たち。

この日、村の成人式をプロデュースしたのは、俳優の伊勢谷友介さんを中心にしたプロジェクトメンバー。

伊勢谷さんは震災当時、福島第1原発事故による避難で中止になった村の卒業式を、9カ月遅れで実現させるなど、子どもたちへの支援を続けてきた。

伊勢谷友介さんは、「当時、卒業式、卒園式ができなかった子どもたちに、2011年12月25日にプレゼントさせていただいた」、「未来の話、これからの話をしてもらって、充実した未来をつくってもらえれば」などと話した。

震災の経験を強さに変えて羽ばたいてほしいと、エールを送った、伊勢谷さん。

式典の合間には、新成人たちに声をかけて回った。

伊勢谷友介さんは、「自分がつらいとき、自分以外の人を幸せにすると、その人が助かった瞬間に自分がもっと助かる」と話した。

13日は、歌手の岡本真夜さんも駆けつけて、8年前の卒業式でも歌ったという、「TOMORROW」をみんなで熱唱した。

新成人は、「感無量ですね、本当にまたここで戻って、成人式やれてよかった」、「こうやって、平成最後に盛大にいろんな方に支えてもらい、(成人式を)やらしていただいて本当にありがたい」などと話した。

震災の経験と、多くの人への感謝を胸に、新たな1歩を踏み出した。