知事「お金使わない努力すべき」 東京五輪経費“3兆円超”か

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2年後の東京オリンピック・パラリンピックの開催費用が3兆円を超える可能性があるとの報道について、村井知事は会見で「そう思っていた」としたうえで、「使わない努力をすべき」と大会組織委員会にくぎを刺した。

村井知事は、9日の会見で「まぁ五輪が決まった段階で、わたしはおそらくそれくらいの規模になるんじゃないかと」と述べ、「費用削減に協力できればと、長沼ボート場を貸すつもりだったが、断られた」と、2016年、県内を揺るがしたボート会場の候補地騒ぎを振り返った。

会計検査院は、先週、国が過去5年間に支出したオリンピック関連経費がすでに8,000億円にのぼったことを明らかにし、大会組織委員会と東京都の事業費をあわせると、総額は3兆円を超える可能性が高まっている。

村井知事は、「これから生まれてくる子どもたちにそのツケを回すようなことは、わたしはない方がいいと思うので、『お金を使わない努力』していただきたい」と話した。

また、村井知事は、県が成立を目指している「教職員の部活動手当ての見直し案」にも触れ、見直しはあくまでも国の方針だとしたうえで、「これまでより短い時間でも部活動手当が出る」と、教職員側のメリットを強調した。

村井知事「今まで3時間の方には出していなかった。4時間の方から出していたわけですから、これが3時間の人からこれからは出しますので、予算の総枠からするとほとんど変わらない」

「部活動手当ての見直し案」は、現在、開かれている県議会で審議される。