“防潮堤高さミス” 決着待たず「来週にもかさ上げ開始」

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宮城・気仙沼市の防潮堤が、県のミスで予定より高く造られた問題で、気仙沼市は、問題の決着を待たずに、来週にも土地のかさ上げ工事を始める方針を明らかにした。

これは、15日に住民側が開いた会合で、気仙沼市の菅原市長が明らかにしたもの。

この問題は、内湾地区の防潮堤の高さが、県側のミスで、住民との合意で決めた高さより高く造られ、住民側が造り直しを求めたもの。

しかし県は、住民が求める造り直しを拒否したうえで、防潮堤の背後地をかさ上げすることで、防潮堤の「見ための高さを下げる」案を示していた。

15日の会合で、菅原市長は、「このままでは区画整理事業が遅れてしまう」として、問題の決着を待たずに、県が提案する土地のかさ上げ工事を、来週にも始める方針を明らかにした。

気仙沼市・菅原市長は、「『土地のかさ上げは行われない』かつ、『防潮堤は下がらない』というような、最悪の事態だけは避けたいと考えた」と述べた。

菅原市長は、この考えを14日、地権者に説明し、異論は出なかったとしている。