華やかに 八幡下りパレード 盛岡秋まつり 開幕

岩手・盛岡の秋を彩る伝統の「盛岡秋まつり」が開幕した。

14日は、八幡下りが行われ、歴史絵巻の世界が描かれた豪華絢爛(けんらん)な山車が、沿道の人を楽しませた。

盛岡市の無形民俗文化財に指定されている、盛岡秋まつり。

盛岡城下の街づくりが完成したのを祝い、それぞれの町のシンボル「丁印」を、八幡宮に奉納したのが始まりとされている。

初日の14日は、9台の山車がそろって、八幡下りが行われた。

山車1台に、引き手はおよそ200人、にぎやかなかけ声が響いた。

山車は、歌舞伎の名場面を再現したものなど、組ごとに毎年趣向を凝らして作っている。

中でも、盛岡市本宮を中心とした消防団で結成した「な組」の山車は、源 義経率いる騎兵隊が、平家の軍に突入する際、馬を背負って崖を下る様子が描かれている。

また、盛岡観光コンベンション協会の山車は、ネズミに化けて巻物を盗もうとした悪人を荒獅子男之助がこらしめる場面が表現され、勇ましさを伝えている。

また、パレードには台湾からの観光客も参加。

2018年は初めて、交流を続けている台北市と花蓮県からおよそ60人が招待され、盛岡の風流を堪能していた。

台湾からの参加者は「花蓮と盛岡のつながりが、もっと深くなるよう願っています」と話した。

14日は、絶好の祭り日和になり、パレードに参加した人も、沿道で見た人も、一緒になって楽しんでいた。

見物客は、「(お祭り見てどうだった?)楽しかった」、「だんだん(山車が)少なくなるような感じもありますけれど、ことしは9台出て、ほっとしている。秋だなと感じる」などと話した。

15日は、祭りの目玉「山車大絵巻パレード」が、最終日の16日は、「流鏑馬(やぶさめ)」が奉納される。