北上市、業務改善計画を公表 1歳男児放置死事件

岩手・北上市で2018年4月、1歳9カ月の男の子が、父親から十分な食事を与えられず死亡した事件で、市は、業務改善計画を盛り込んだ最終報告書を公表した。

最終報告は、13日に開かれた北上市議会の全員協議会で公表された。

この事件は2018年4月、北上市内に住む高舘 拳被告が、当時1歳9カ月の長男・優人ちゃんに十分な食事を与えず死亡させたとして、保護責任者遺棄致死の罪で起訴されているもの。

市は、優人ちゃんが通う認可外保育施設から、虐待の疑いがあると情報提供を受け、高舘被告と接触を試みたが、会うことも連絡を取ることもできずにいるうちに、事件が起きた。

監査結果の最終報告では、再発防止に向けた業務改善計画が示された。

県などが作っているマニュアルに、市独自の項目を追加して、「虐待対応マニュアル」とすることや、ケースごとに事業計画書を作成し、担当者をはっきりさせ、期限を設けて対応することが説明されている。

及川義明副市長は、「責任がしっかり定められて、進めるにあたって迷うことのないような対応をとるようにということで、やったつもりであります」と話した。

市では、今回の事件のように、保護者への接触ができなかった場合は、児童相談所にすぐに相談するとしている。

今後は、改善計画が実施されているか、10月に監査をして確認する方針。