カワシンジュガイ 移植へ 安家川 河川修理で

2016年の台風10号による豪雨被害を受け、河川改修の対象となっている岩手・岩泉町の安家川で、町の天然記念物「カワシンジュガイ」の移植作業が行われた。

「カワシンジュガイ」は、水の澄んだ場所に生息する二枚貝で、安家川は、県内有数の生息地。

この取り組みでは川幅を広げ、川底を掘り下げる河川改修工事を前に、カワシンジュガイを生育可能な場所に移す。

作業には、安家小中学校の生徒が参加し、箱メガネで川底をのぞいてカワシンジュガイを探し出し、1時間ほどで300個余りを採取した。

安家中学校3年・佐藤国一さんは「せっかく貴重なものがあるので、将来までずっと守っていけるようにしたい」と話した。

11日、採取されたカワシンジュガイは、今後、生育環境を調査して河川改修が行われない場所に放される。