ニュースPlusワード「流行 プール熱」

福島テレビ 地域

「ニュースPlusワード」。14日は、「流行 プール熱」です。

プールの中でも感染することから、プール熱と呼ばれているが、「咽頭結膜熱」という。

文字通り、のどが痛む「咽頭炎」、目が痛む「結膜炎」、発熱が主な症状で、39度前後の高熱が出る。

アデノウイルスが原因の感染症のため、発症すると、症状が治まって2日後まで、学校は出席停止となる。

一般的には7月、あるいは8月に流行のピークを迎えるが、県内で流行がすでに始まっている。

10日までの1週間に、福島、県北、県南ですでに流行。

中でも、いわき市では、警報レベルに達していて、2017年のこの時期と比べて、感染者が5倍となっている。

保育所や幼稚園を運営するいわき市のまこと学園。

先週2人の子どもがプール熱と診断された。

学校法人まこと学園・楠 れい子さんは「2~3日お熱が出て、1週間くらい休んで戻ってくるかたち」と話した。

感染予防のために徹底しているのが、手洗いと同じタオルの使用禁止。

さらに、担任の先生は、「タオルを1枚ずつバケツに入れていき、消毒液につけて軽く絞って、子どもに渡す」と話した。

給食やおやつの時間に使うタオルを3枚、家から持ってきてもらい、対策に万全を期している。

担任の先生は、「食べる時に手を拭いて、食べ終わったあとに口と手を拭いて、使った物は袋に入れて持ち帰る」と話した。

これから本格化するプール遊び。

いわき市でプール熱の流行が警報レベルに達するのは、平成26年(2014年)の8月以来。

いわき市保健所・坂本 沙知枝保健技師は、「咽頭結膜熱は感染力も強いので、警報レベルになったということで、ますます増える可能性もありますので、注意喚起していきたい」と話した。

なぜタオルの使い回しが駄目なのかというと、感染している人が体を拭いた時に、鼻水や唾液、目やになどがついてしまうことがある。

そのタオルを他人が使ってしまうと、口や目の粘膜などから、ウイルスが体内に入り込む恐れがあるため。

また、なぜ手洗いが大切なのか?

例えば、感染者のくしゃみで、机などについた唾液に触れた場合、その手で目をこすってしまうと、同じく目の粘膜からウイルスが体内に入り込む恐れがあるため。

そのほか、プールでは塩素管理を徹底することなどが大切。