衛生グッズだけじゃない? 今売れ筋の意外なグッズ

感染が拡大する新型コロナウイルス。
その“余波”で今、売り上げが急増しているものがあるという。

 
 
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東京・新宿区の100円ショップで完売していたのは、使い捨ての100枚入りビニール手袋
手からの感染を防ぐためネットで注目され、電車のつり革やレジでおつりを受け渡す際に身に着ける人が増え、2月中旬からすでに8000個を販売したということで、品薄状態が続いているという。

また、マスクをしている人の悩みと言えば、眼鏡のくもり。
ドラッグストアでは「眼鏡の曇り止め」が去年の今頃と比べて2倍以上も売れているという。

子どもたちは休校中…保護者安心のグッズ

さらに、臨時休校中の子供たちに人気なのが、家庭用のトランポリン

 
 

SNSには「休校で運動不足になるからトランポリン買った!」「救世主トランポリンが届いた これで体力消耗してくれー」との投稿があり、子どもたちが退屈しないように購入する保護者が相次いでいるという。

この反響について、メーカーは…

DABADA・藤本博行代表:
年に一番売れるのはクリスマスなんですけど、3月に入ってからは需要が3倍になっている。コロナウイルスでうちが貢献できるとは思っていなかった。正直びっくりですね。

すでにトランポリンは品薄状態となっているということで、予約販売に切り替える可能性もあるとしている。

 
 

さらに、臨時休校中も働く保護者たちが安心できる“見守りカメラ”も売り上げを伸ばしているという。

“見守りカメラ”とは、スマートフォンと連動させることで、職場にいながら家の様子をリアルタイムで確認できるカメラのこと。
ビックロビックカメラ新宿東口店では臨時休校前と比べて売り上げが7倍となり、「自宅にいる子どもを見守りたい」という保護者からの問い合わせを受けることが増えたという。

マスク不足で「手作り」需要の高まり

意外な売れ行きを見せているグッズは他にも。
都内の100円ショップでは「ゴムひも」の売り上げが4~5倍に増えたという。

 
 

このゴムひも、何に使うかというと「手作りマスク」の材料。
マスク不足が続く中、自分でマスクを作ろうとする動きが高まり、他にもマスクの材料にするためのガーゼやキッチンペーパーが売れているという。

 
 

佐々木かをり氏:
手作りのマスクの材料はなくなることがないから安心ですね。

フジテレビ・風間晋解説委員:
いつピークアウトするかわからないわけじゃないですか。長期戦になりかねないので、あまりマスクってもの自体にこだわって社会がギスギスするって、自分の気持ちも厳しくなりそうでそこは嫌だなって思いますよね。

 
 

木村拓也アナウンサー:
他にもあれがない、これがないと新しい情報が来た時に、ちゃんと精査しないといけませんね。トイレットペーパーはありますからね。

(「Live News it!」3月6日放送分より)