新卒に戻ってもう一度就活し直すなら何を重視する? 後悔しない会社選びとは

カテゴリ:ビジネス

  • 現在のキャリアに満足している人が重視した会社選びのポイントとは?
  • 新卒のころに戻って再度就活をし直すなら一番重視するのはやっぱり…
  • 「労働による最高の報酬は何を得るかではなく どんな人物になるかだ」

キャリアに満足できる会社を選ぶ条件とは?

「もしもあなたがもう一度就職活動するとしたら、どんな条件で企業を選びますか?」

会社選びに関するちょっとユニークな調査結果が発表された。就職支援サービス「ハタラクティブ」が18歳~29歳の正社員・フリーター2006人を対象に行った調査「若者しごと白書2019」から見える仕事選びの理想と現実に迫る。

まずは、新卒、就職活動の頃の話…今のキャリアに満足している人たちは、企業のどこを重視して就活を行ったのか?

その注目点別に見てみると、「評価制度が整っているか」で企業を選んだ人の73.3%は、今のキャリアに満足しているという結果になった。

就職支援サービス「ハタラクティブ」調査

次いで、「自分のやりたいことができるか」で会社を選んだ人も63.2%満足と答えている。

就職支援サービス「ハタラクティブ」

新卒の頃に戻って就活し直すなら重視するのは?

ではもし、新卒の頃に戻って就活し直すならば、何を条件に会社を選ぶか?

この場合最も重視するのは「給与」。「自分のやりたいことができるか」は4位となり、新卒の頃とは求める条件が変わってくるようだ。

一方、会社選びで妥協できる点については、「企業知名度」「企業規模」を挙げた人が多く、ハタラクティブでは「ベンチャーや中小企業の方が仕事の裁量をもらいやすく、業務ルーティンなども固まっていないため、魅力的に感じる人も多くなっているのでは」と分析している。

もう一度就活するなら何を重視する?

もう一度就活するとしたら皆さんはどう考えているのか?街で聞いてみた。

建築関係(40代)
(就活当時は)親が喜びそうなところとか、大きいしっかりしたところとか。(今は)自分がする、手に職をつけるっていう形のやつ

建築関係(40代)

広告関係(30代):
(就活当時は)ちょうど世に言う就職氷河期だったので、みんなとにかく就職できればいいやという。(今は)若い時からプロジェクトを全部任せられるような会社があれば入りたいかなって

広告関係(30代)

IT関係(20代):
(就活当時は)ずっと東京に憧れがあって、来てみたらそうでもなかったなという気はあるが、その時はそれが一番でした。(今は)女性の働きやすさ、会社にある程度女性がいてモデルケースがあるかどうかですかね。わたしの周りは(女性が)減ってきた感じ。いろんな働き方がしずらいからかなという感じがします

IT関係(20代)

不動産関係(40代):
(就活当時は)自分はお金がもらえる仕事がしたいと思って就活しました。ただバブルがはじけて会社が倒産して、アパレルから輸入車のディーラーに行って、それから金融関係の仕事をして、それからライフプランナーをやって、今は不動産関係の仕事。(今は)安定した企業に勤めたいっていう思いも強くなっていますね

不動産関係(40代)

学生(20代):
大手に入るのに頑張って苦労するより、入れるところに入って、経験積んで、違う職にまた転職したりとかちょっと考えているので…

学生(20代)

働いていることの充実感、喜びを感じられるかが今後ますます大事

Live News αのスタジオでは、studio-L代表でコミュニティーデザイナーとして全国の街作りに取り組む山崎亮さんに話を聞いた。

三田友梨佳キャスター:
皆さん就職活動当時と今では考え方が変わっているようですが、山崎さんは就職活動されましたか?

コミュニティーデザイナー 山崎亮氏:
はい。ただそんなに苦労する就職活動はしていません。建築の設計がやりたかったので、良い設計やっているなと思える事務所の扉を叩く程度の就職活動でした

三田友梨佳キャスター:
今はご自分の会社ですね

コミュニティーデザイナー 山崎亮氏:
そうですね。自由度というか、やりたいことを自由にやらせてもらえる会社がいいなとずっと思っていたら、結果的にそういう会社は自分で作るしかないなとなり、31歳で自分の会社を立ち上げました

山崎亮氏

三田友梨佳キャスター:
街の声はどうご覧になりましたか?

コミュニティーデザイナー 山崎亮氏:
転職を繰り返していたり、あるいはやりたいことができるところで働いて徐々に自分の実力を上げていきたいという話がありましたが、すごく共感するところがありますね。これからの社会はどう変わっていくかわからないし、一つの会社を勤め上げることも難しいかもしれない。19世紀のイギリスの批評家・ジョン・ラスキン氏は、「労働による最高の報酬は何を得るかではなく、どんな人物になるかだ」と言っています

コミュニティーデザイナー 山崎亮氏:
従って給料が高い、大きな会社で知名度があるというのも一つの判断材料だと思いますが、結果的にはそこに入って自分はどんな人物になれたのか、どんな研鑽を積めたのか、このことが結果的に大きな報酬となって人生を変えていくことになるのではないかと思います。給料だけでなく、働いていることの充実感、喜びを感じられるかが今後ますます大事になってくると思います

三田友梨佳キャスター:
私も働いてみて感じるのは、こういった時代ですからキャリアを会社任せにせず自らスキルを磨いて自分のキャリアを主体的に築いていくことも大切ではないのかなと思います

(「Live News α」2月13日放送分)

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