“新型コロナ”で人気観光地に影響
新型コロナウイルスの感染者が確認された関西各地では、観光地も影響を受けている。
この記事の画像(9枚)薄田ジュリアキャスター:
大阪城天守閣のチケット売り場はズラッと列ができるそうなんですが、4日は並ばならくても買える状況になっています
2019年は1日7700人が訪れたという大阪城天守閣は、来場者が2割以上減り、天守閣で客が歩く導線に消毒薬剤を18個設置した。
大阪城天守閣管理部・上田徹課長:
(これからの)桜の時期のほうが、お客さまは多いです。長引かないことを祈るばかりですね
たこ焼き店やホテルも...日本人観光客も減少
大阪・道頓堀のたこ焼き店では外国人に加え、日本人観光客も3割近く減っている。
たこやき十八番道頓堀店・小園一路店長:
ほんまやったらこの時期は繁忙期なんで、(アルバイトを)厚めにはしていたんですけども、(客が)少ない分、おっても無駄になりますし、ぎりぎりのメンバーでやっているときもあります
奈良県在住の日本人男性(60代)の感染が確認されてから1週間。奈良市内のホテルでは、新型肺炎に関する問い合わせが相次ぎ、2月に入ってキャンセルも増えているという。
清水寺へと続く参道では、例年この時期であれば歩けないほど観光客がごった返すという坂も、スイスイ登ることができる。
京都の清水寺の周辺でも、売り上げが例年の半分になっている店もあるという。
参道沿いの店の人:
ガラ~ンとしたのは初めて(お客さん)減ってますよ。グーンと減ってますよ
参道沿いの店の人:
(入国)規制かかって中国の方が減ってるんで、観光地の私たちは打撃受けてる
(関西テレビ)