魅力たくさんの冬キャンプを体験
寒くて辛そうと思う人が多いと思う冬キャンプ。しかし、冬ならではの魅力もたくさんある。今回は実際に冬キャンプを体験し、その魅力に迫った。
梅島三環子アナウンサー:
今回は宮城県南三陸町でキャンプをします!紺野さんよろしくお願いします
冬キャンプの魅力を教えてくれるのは、シーカヤックやスノーシューツアー、潮風トレイルなど、数々のアウトドアの魅力を教えてくれた生活情報ファイル“アウトドア担当”紺野祐樹さん。
梅島三環子アナウンサー:
冬キャンプというとハードルが高い感じもしますが
紺野祐樹さん:
基本的には気温が低いだけで、寒さ対策さえしっかりすれば、そんなにハードルは高くないと思っています
ということで、梅島アナウンサーも紺野さんと初の冬キャンプを体験してみた。
梅島三環子アナウンサー:
まずは何をしましょうか
紺野祐樹さん:
まずは炭をおこしちゃいましょう。時間がかかるんですよね。火が炭にいきわたるまで。なので最初に炭に火をつけて炭がおきるまでの時間を使ってタープを立てたり、テントを立てたりしましょう
まず行うのは、炭をおこすこと。この七輪が、後で活きる。
続いては、タープとテントの設営。ここからは、紺野さんのキャンプ仲間・山城千惠子さんにもご協力いただく。今は、テントの種類も豊富だ。キャンプ初心者でも、頑張れば1人で組み立てられるようなものもある。タープとテントも無事に完成。
ここで一度、コーヒーブレイク。お湯は最初に炭をおこしておいた七輪を使えば、いつでも沸かしておくことができる。冬キャンプでは、炭に七輪が大活躍だ。
梅島三環子アナウンサー:
温まりますね!おいしいですね
紺野祐樹さん:
外で作ると何でもおいしく感じるんですよね。だから料理が超楽ですよ。何を作ってもみんなおいしくなるので
そして、一息ついたら作業がしやすい明るいうちにご飯の準備に取り掛かる。たき火のまきは薄く割り、重ねるときも、空気が通るように組むのがポイント。奥の細いまきに火をつけ、たき火が完成したら、鍋に具材を入れて、待つこと15分。
梅島三環子アナウンサー:
紺野さん開けてみますか。オープン。おお~!!もう食べられますね
この日のメニューは「キムチ鍋」。気温の低い冬だからこそ、暖かいたき火を囲みながら、アツアツの鍋のおいしさをより感じることができる。
梅島三環子アナウンサー:
いただきます。うん。最高ですね鍋。体が中からじわじわ温まってきますね
紺野祐樹さん:
冬場は鍋が多いですね。火にかけておいて温かいまま食べられるので
食べ物が傷まず、虫もいない
しかし、お楽しみは鍋だけではない。実は私たち、このキャンプ場に来る前に、地元の鮮魚店に寄っていた。地元の新鮮な食材をキャンプ前に仕入れても、冬は気温が低いので、特別な保存をする必要がない。
この日は地元で採れたヒラメとスズキをいただく。身も締まって、新鮮そのもの。
梅島三環子アナウンサー:
おいしい。やっぱり新鮮な地元のお魚をキャンプで食べられるってすごいですね。刺身で
紺野祐樹さん:
夏も氷とか持ってくれば、できなくはないんですけど、やっぱりちょっと心配ですよね、夏場だと。あと気付いてます?虫がいないんです
梅島三環子アナウンサー:
確かに!虫の心配、一切していないですね。それは大きいですね
紺野祐樹さん:
キャンプだと虫が嫌だという人が結構多いんですけど、冬場は虫はもうお休みしている時期なので
きれいな月にオリオン座も
そして、冬キャンプと言えば、これも欠かせない。
梅島三環子アナウンサー:
紺野さん。月もきれいですね
紺野祐樹さん:
きれいに昇ってきましたね
梅島三環子アナウンサー:
周りも明かりが無いからくっきり見えますよね
紺野祐樹さん:
冬は空気が澄んでいるので、すごくきれいに見える日が多いですよね。オリオン座もちょうどそこに
梅島三環子アナウンサー:
本当だ。これもやっぱり冬ならではの魅力ですよね
紺野祐樹さん:
やっぱり寒いのは寒いんですけど、寒いから虫がいないし、寒いから食べ物が傷まないし、何よりもたき火がすごく良い感じになりますよね。たき火のそばにいけば暖かいし、会話も弾むし、お酒もおいしいし、そこが大きな魅力
寒い冬だからこそ感じる魅力がある、冬キャンプ。冬場の気分転換に行ってみては、いかがだろうか。
(仙台放送)