“軽にポルシェのエンジン”…山の神・神野大地の2020年始動 「JAPANのユニホームまた着たい」

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  • 青山学院大が箱根駅伝で初優勝した5年前、「山の神」と称えられた神野大地
  • 東京五輪を目指して2019年9月のMGCに出場するも結果は惨敗
  • 今の目標は3月の東京マラソンで“2時間8分台”

残り1枠…東京オリンピック目指す5年前の「山の神」の現在地

いよいよ迎えたオリンピックイヤー、それぞれの競技の代表も次々と決まり始めている。マラソンは3人の出場枠のうち既に2人が決定し、残る枠はあと1つ。その枠を目指す一人が、愛知県津島市出身の神野大地選手(26)だ。最後の1枠を目指す神野選手の今を取材した。

今年の箱根駅伝。圧倒的な強さを見せたのは青山学院大学。大会記録を6分以上も更新し5度目の総合優勝を果たした。神野選手はその青山学院大学のOBだ。

大学卒業後は毎年、箱根駅伝の解説が初仕事。

神野選手:
後輩がものすごい走りをしてくれて、感動を与えてくれたので、自分も後に続きたいなと思っていますし、次の東京マラソンを目標にしてるので、上を目指してやっていきたいと思っています

神野選手は青山学院大学箱根駅伝初優勝のメンバーで、5年前、登り区間で驚異的な走りを見せ優勝に貢献。「山の神」と称えられた。現在はプロランナー。マラソンで世界を目指している。

2019年9月15日、東京オリンピックの日本代表を決めるMGCに出場したが、結果は惨敗(2時間17分40秒で17位)。

翌日、インタビューに答えた神野選手は…

神野選手(MGC翌日):
この大会にかけていた思いというのが自分はあったので、最後まで諦めずに走って17位という結果を、現実というのを受け入れる必要があるのかなと思います

オリンピック代表は残り1枠。自己ベストを5分近く更新しなければならない厳しい条件だ。

アジアマラソンで背負った「初の日の丸」…優勝で取り戻した自信

MGCから1カ月後、再スタートを切るため、神野選手の姿は地元の愛知県津島市にあった。そんな神野選手に思わぬ連絡が。アジアマラソン選手権で初の日本代表に内定したのだ。

神野選手:
MGCが終わって少し自分の中でも目標を見失うというか、心が折れかけた時の今回のチャンスだったので

迎えた12月22日、中国で開かれたアジアマラソン選手権。自身7度目のマラソン挑戦で快走を見せ、ラストスパートでトップの選手を抜き去り、見事、金メダルを獲得した。

神野選手:
初めて大きな結果を挙げられたかなと思うので、自分の取り組みが間違ってなかったなと確認することができました。これからもどんどん成功を積み重ねていくための、スタートでありたいと思います

このレースで改めて感じた“日本代表”への憧れ。

神野選手:
JAPANのユニホームをまた着たいなと思ったので、世界陸上・オリンピック、またそういう大会で同じジャパンを着られるように頑張りたいと思います

迎えたオリンピックイヤー…届くか?3月・東京マラソンで“2時間8分台”

2020年、オリンピックイヤー。新年早々、神野選手は東京でトレーニングを開始した。大学時代から、神野選手の体を見てきたトレーナーの中野さんは…。

中野さん:
あの体見てもらえばわかると思うんですけど、あんなに体が細くて軽くて、心肺機能がめちゃめちゃあるんですよ。軽自動車にポルシェのエンジンが乗ってるんですよ。ということは足回りさえちゃんと強靭にしたらすごい走るんです。今は明らかに筋肉もついてきて、ランナーの足になってきたしランナーの体になってきたことが確実に違いますね。一番はやっぱり足ですね、自分自身も足が好きだというので

神野選手:
(足は)毎日触ってます。この足が…自分の足が好きですね

中野さん:
体作り的には2時間8分をアベレージで出せる体にはなってきていますね。そこから5分台にしていくためには、今のレベルを2段階3段階上げていかないといけないという状況です

2020年、神野選手が掲げた目標。それは自己ベストの更新だ。

神野選手:
東京オリンピックは目標にしてきたものなので、まだ可能性というのももちろんゼロではないですし、現実的な目標は3月の東京マラソンで2時間8分台。これが出てくると本当に自分自身もかなり自信になりますし、マラソンでの結果というところにこだわっていく年にしたいですね

(東海テレビ)

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