「母親の洗濯を楽に」手伝い中にひらめき…小6が特許取得

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「手間のかかる洗濯で少しでも楽をしてもらいたい」…そんなお母さんへの優しさから生まれた発明が特許を取得、今話題になっている。
その名も「せんたくバサミまとめるくん」

生みの親は、何と小学6年生の守田貫一郎くん(12)。

守田貫一郎くん(12):
たまにお母さんの手伝いで「洗濯物を取り込んで」って言われるんですけど、洗濯バサミを1個1個しまうのが面倒くさくて。何かいい方法がないかなって思って…

ひらめきから生まれた発明品の使い方は?

貫一郎くんのひらめきから生まれた発明品の気になる使い方は…?

守田貫一郎くん(12):
この穴に真ん中の棒を通すだけで、1個1個収納することができます。
取り出すときは、1個1個つまんで取り出せば、簡単に取り出すことができます

厚紙と透明ファイルでできた筒状の容器内に、竹ひごでできた軸を固定。
竹ひごに上から洗濯バサミを通すだけで、簡単に収納することができる。

さらにこの容器にはもう1つの仕掛けが

守田貫一郎くん(12):
特許のもう1つの目玉が、もう1個中についている“壁”なんですよね。入れた時に違う向きでもここに落ちてきたときに洗濯バサミが全部同じ向きになる

秘密は、容器の内側に作られたもう1つの“壁”。下に行くに連れ、幅が狭くなり、落とした洗濯バサミは壁に沿って向きが変化。この仕掛けによって、どんな方向で落としても同じ向きで収納することができるのだ。

2019年3月に特許を出願し、11月15日付で登録された。

小学生が編み出したこの発明品に、街の人は…

街の女性A:
これはすごいですね!考えましたね~

街の女性B:
多分、気持ちがいいと思う。きれいに揃うとストレスがなさそうです。

息子の快挙に母は…

小さい頃から、空き箱などで物を組み立てるのが好きだったという貫一郎くん。今回の快挙に母・恵理子さんは…

母・恵理子さん:
ちゃんと思ったことを形にできるのがすごいなと。
(Q.便利ですか?)
まだ使えてないので(笑)。お母さんが使う用に、もう1つ作ってもらおうかなって話を…

守田貫一郎くん(12):
みんなが使ってくれて、楽になってくれたらいいかなと思う。

貫一郎君は、より多くの人に「せんたくバサミまとめるくん」を使ってもらえるように、今後製品化を目指したいとしている。

(Live News it!12月24日放送分より)