みかん…じゃなくて和菓子だよ! 食べたら脳がパニックになりそうな職人の再現力が凄い

カテゴリ:国内

  • みかんそっくりの和菓子が話題に
  • こしあん入りの練り切りで白い筋と皮の薄さがこだわり
  • 和菓子作家・三納寛之さんの代表作「宵花火」もすごい!

みかんそっくりの和菓子が話題

日本伝統のお菓子である和菓子。まんじゅうや最中、羊羹、練り切りなど程良い甘さが好きな人も多いと思う。

そんな和菓子について、ある食べ物の本物そっくりの和菓子が話題になっている。
それがこちら。



こちらは岐阜県でフリーの和菓子作家をしている三納寛之さんが作った和菓子で、みかんそっくりの練り切りだ。

ちょっと皮を剥いた状態になっていて、皮と実の部分も忠実に再現され、白い筋もちゃんとある。確かに本物のみかんと言われれば信じてしまうほどの完成度だ。

左が和菓子で右が本物のみかん

「芸術作品ですね。でも食べたい」や「言われなかったら本物のみかんにしか見えない」、「感動した」などのコメントが寄せられ、1万超のいいねが付いている。(12月3日現在)

なぜ、みかんそっくりの練り切りを作ろうと思ったのか。作者である三納寛之さんにお話を伺った。

こだわりは白い筋と皮の薄さ

ーーなぜ和菓子みかんを作ろうと思った?

和菓子の伝統技法で既にみかんの作り方はありました。しかし見た目はそこまでリアリティを感じなかったので「自分がやればもっと本物のようなみかんが作れるはずだ」と思い試行錯誤しました。

ーー和菓子みかんは何でできている?

中はこしあんでその他は全て練り切り出できています。

ーーこだわった点は?

皮と果実の間の白い筋の表現にこだわりました。あとは皮の薄さです。この薄さで包餡するのは技術が必要です。

代表作はカラフルな大輪の華「宵花火」

ーー色はどのようにして出している?

食紅で着色しています。

ーーみかんの皮と中身の部分はどのような作りになっている?

中心に小豆こし餡、オレンジの練り切りで包んでヘラを入れてみかんの房を表し果肉部分を作り、その後黄色と白の練り切りで包みます。


ーー和菓子作品はこれまで何種類くらい作った?

数えたことなんてないですが400種以上にはなるかと思います。

ーー他にはどのような和菓子の作品がある?

一番人気で僕の代表作は「宵花火」です。夏の夜に輝く大輪の華をカラフルな練り切りで表現しました。包みぼかしという技法を使ったグラデーションが魅力なとても綺麗なお菓子です。

三納寛之さんの代表作である「宵花火」

ーーフリーの和菓子作家として和菓子の魅力をどのように伝えていきたい?

やはり自由に動ける事が長所ですし、他の和菓子屋さんとは違う事ができると思います。SNSの発信にしてもそうですが、綺麗なお菓子が作れるという自分の長所を活かして、これからの時代にあったものを発信して行けたらと思います。



和菓子の伝統技法でみかんの作り方は既にあったということだが、みかんの皮の薄さなどを再現するには技術が必要で、想像力と器用さがないとできるものではないだろう。

みかんと思って食べると脳がパニックになりそうだが、和菓子みかんは1個500円(税別)。
12月8日に愛知県江南市で開催される「I.D.L MARKET IN Maman」、2020年1月2日と3日、2月からは第2火曜日に「名古屋 星ヶ丘テラス」で販売されるということなので、実際に食べてみたくなった人は購入してみてはどうだろうか。