日本人女性の上品さは日本の強さです。
Savvy Tokyo（サヴィトウキョウ）の外国人ライターが提言する日本人女性の美の7つの秘訣とは？
1.小豆
奈良時代初頭から食されてきた小豆は、健康食だけでなく、美肌にも用いられてきました。
ポリフェノールと食物繊維による美肌効果、また小豆の皮に多く含まれるサポニンは利尿効果があり、代謝を促進する働きがあります。素肌の汚れを落とし、毛穴を引き締め、ニキビや毛穴の黒ずみ、小じわをなくすといった効果があります。血流を良くして肌色を明るくするともいわれており、その効用は即効性があるので、現在でも小豆が含まれた石鹸、洗顔クリームなどが販売されています。
2.バランスの取れた和食
和食の基本、1汁３菜は健康的な食習慣の理想的なかたちです。
ヨウ素、ケラチンなどの髪、肌、爪を美しく保つ成分が含まれる海藻、低脂肪で高たんぱくの魚、ビタミン・ミネラルが多く含まれる野菜というバランスの取れた食事を日々摂ることでアンチエイジング効果が高いのです。みそ、こんにゃく、豆腐、きなこ、納豆などの日本独自のスーパーフードは日本ではスーパーやコンビニでも簡単に、そして安価に手に入り、外国人が注目しています。
3.米ぬか
昔から、豊富な抗酸化作用のある米ぬかは肌を整えるために用いられてきました。
顔だけでなく身体にも使い、肌のシミを取り除くためや調子を整える、引き締める、肌を柔らかくするといった効果をもたらします。米ぬか石鹸、スキンクリーム、化粧水、シャンプー、保湿マスクなどドラッグストアで手軽に入手できる身近な存在です。
4.緑茶・抹茶
言うに及ばず日本の代表選手です。
茶葉自体は中国からの伝来ですが、緑茶としての飲用・食用の種類の豊富さや抹茶の質の高さは他国に類がありません。世界が認めるオンリーワンです。
抗酸化作用、抗菌作用、抗炎症作用が高く、日本人の日々の暮らしに密接な食習慣であることで日本人女性は美しさを保っているのです。緑茶エキスを用いた石鹸、洗顔クリーム、化粧水、クレンザー、美容液はメラニン抑制効果があるとされ、抹茶に含まれるポリフェノール、カテキンは血中脂質の減少効果があり、まさにお茶は身体の内側から外側から効果が期待されます。
5.入浴
日本人にとっての入浴は身体をきれいにするという目的の日課だけではありません。
身体をきれいにするだけが目的であるならば、他の国の人々のようにシャワーだけでも事足りるのです。日本人はお風呂に入ることで肌が柔らかくなり、新陳代謝を高め、リラックスし、さっぱりし、よく眠れることを知っています。女性なら入浴の効果をより高めるために、バスオイルやバスソルトなどを使って保湿や血行促進、老廃物除去や引き締めをします。温泉は、身体の不調を整え、排毒効果が高いです。メラトニンの生成、ホルモン分泌の促進で身体も心もツヤツヤになれるのです。
6.椿オイル
何世紀にもわたり、日本人女性に愛されてきた椿油にはオレイン酸として知られるオメガ9脂肪酸がとても多く含まれています。乾燥肌やニキビ肌、また髪にも直接塗ります。髪や地肌を整えて美しくするだけでなく、食用としても用いられます。免疫の向上、コレステロール低下、血糖値バランスの均衡に有効です。
7.ビタミンC
ビタミンCは積極的に摂取される有名な栄養素のひとつです。
風邪のときはもちろん、骨密度維持、コラーゲン吸収を高める効果もあります。メラニン生成抑制、酸化を防ぐので、日焼けや老化防止に役立ちます。日本ではビタミンCを多く含む食材に、柚子、柿、シソ、ゴーヤなどがあります。サプリメントやビタミンCにまつわる多くの商品も手軽に手に入れることができます。
日本在住の外国人は、文化や習慣の違いを含め、海外で出回っているものと比較できますから日本ならではの魅力あるものを発見してくれます。日本人にとっては、その良さを再認識することができありがたささえ感じます。廃れることなく古くから親しまれているものをこれからも大切にしていきたいですね。
Savvy Tokyo（サヴィトウキョウ）とは
東京で暮らすインターナショナルな女性や家族向けのライフスタイル情報を発信する英字ポータルサイト。
（参照：SavvyTokyo「7 Japanese Beauty Secrets You Can Start Using Right Now」）
