国民祭典に出席した桂由美さんが見た 雅子さま2日続けて涙の理由…白いドレスに秘めた思いとは?

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  • 国民祭典とパレードで雅子さまが見せられた“3度の涙”
  • “3度の涙”に込められた意味とは…桂由美さんが語る
  • ファッションにも注目 ご成婚パレードでお召しになったドレスとの共通点とは?

奉祝曲と国民の声に…“3度の涙”の理由は

11月10日、天皇陛下の即位を祝うパレード「祝賀御列の儀」が行われ、沿道には約11万9000人が集まり、天皇皇后両陛下を祝福した。

感情を表に出すことが少ない印象がある皇族方。しかし、9日に行われた、天皇陛下の即位を祝う国民祭典と、10日に行われたパレードで、皇后・雅子さまが涙を見せられ、話題となった。

国民祭典では、人気アイドルグループ「嵐」の5人が奉祝曲を披露。そのステージを見つめる雅子さまの目には涙が。

雅子さまが涙を見せられたのは、歌詞のどの部分だったのだろうか。

パレードでは、国民ひとりひとりの気持ちに答えるかのように、何度も何度もうなずきながら手を振られていた雅子さま。桜田門にさしかかると、次第に表情に変化が見え始めた。

笑顔のまま涙ぐまれているように見える。
さらに、赤坂見附で立体交差点の陸橋の上を通るため、沿道に人がいなくなった瞬間には…

雅子さまがハンカチで涙をぬぐう姿が。国民からの祝福の声に、何を思われたのだろうか?

「直撃LIVEグッディ!」は、国民祭典最前列で出席した、ブライダルファッションデザイナーの桂由美さんに、国民祭典の様子や雅子さまの衣裳について伺った。

倉田大誠アナウンサー:
土曜日の国民祭典、桂さんは皇后さまの涙をどのようにご覧になりましたか?

桂由美さん:
陛下が「国民とともにある」とおっしゃっているんですが、それがそのまま、本当に私たちの思いが皇后さまに伝わる感じがしました。嵐の歌の最後「大丈夫 君と歩いてゆこう」というのは、多分陛下がいつかおっしゃった言葉じゃないかなという気がしたんです。それで思わず涙が出たんだと思うんですよ。

安藤優子:
歌詞が、皇后さまに向けたものなんじゃないかと思うくらい、励ましの言葉にあふれていた感じがしますよね。

橋本寿史氏(フジテレビ皇室担当解説委員):
奉祝曲という中で、こちら側から両陛下に対してのメッセージが込められていた。私たちは両陛下に対して信頼しています、というメッセージが込められていたような気がしてなりません。

倉田大誠アナウンサー:
パレードでも、桜田門を通過したあたりで皇后さまが涙をぬぐうシーンがありました。橋本さんはどのようにご覧になりましたか?

橋本寿史氏(フジテレビ皇室担当解説委員):
皇居前広場に出てこられた時からとても感極まっていらして、たくさんの国民が小旗を振って迎えてくれたその瞬間に、いろいろなこと、当然ご結婚の時のことや、そこからここに至るまでの長い道のりなどを思われたのかなという気もしましたね。

倉田大誠アナウンサー:
その後、青山通りに入るところが立体交差点になっているんですが、そこでハンカチを取って涙をぬぐうシーンが見られました。この沿道は人が入ることができない場所なんです。

安藤優子:
多分、人目を避けてハンカチをお出しになって涙をぬぐわれたと思うんですけど、これまであまり目にした光景ではなかったので、ここで私も泣いてしまいました。

ドレスは“華やかさ控えめ、エレガント”に…

倉田大誠アナウンサー:
涙をぬぐった後は、大歓声の青山通りを進んでいかれました。ここからは、即位パレードでの皇后雅子さまの衣裳について見ていきたいと思います。

倉田大誠アナウンサー:
パレードでは、第一ティアラにローブデコルテの白いロングドレス姿でした。桂さん、10日の雅子さまの衣裳はどういったところに特徴がありましたか?

桂由美さん:
王室のフォーマルウェアは三段階あって、大礼服、中礼服、通常礼服となります。
ローブデコルテというのは中礼服ですが、大礼服というのは裾も長く仰々しいものです。日本で大礼服を着る時は束帯と十二単になさるので、洋風の大礼服は日本では存在しません。ですから、ローブデコルテが一番上の洋装だと見ていいと思います。

日本のシルクを使ってらっしゃると思うんですが、きれいなラインが出ています。普段わりと雅子さまは、スポーティーな、シンプルなものをお召しになってらっしゃいますが、この時だけはちょっとロマンティックに。特にお車に乗った時は胸から上しか見えないじゃないですか。だから襟元が一番大事なんですよね。

26年前のご成婚の時のパレードではこれよりももっと立体的なものだったんですが、少しお年を召したから、その華やかさは控えめにエレガントにしてらっしゃると思います。
共通点は金色を使っているということ。一見すると分かりませんが、2枚の花びらの間のところに金色が入っているんです。真っ白のものだと普通のウエディングドレスみたいになってしまいますから。王室の礼装、特に勲章をお付けになりますから、着ているものにも金の部分がちょっとあった方がいいと思うんです。ただ、雅子さまの場合は表に黄色の刺繍などを出さずに、2枚の花びらの間から金が見えているというのは、とても日本的で奥ゆかしいやり方ですよね。

倉田大誠アナウンサー:
首回りの花びら、これが秋風になびいて、とても華やかに見えました。

遼河はるひ:
ふわふわとして、本当にまばゆいばかりの日差しとともにキラキラしていました。

安藤優子:
ご成婚の時のパレードではより若々しい、ふっくらとしたお花という感じですよね。

桂由美さん:
そうなんです。それを今回はちょっとエレガントに抑えてらした感じがします。ティアラも、第一ティアラの方が妃殿下という感じで。ご結婚の時は華やかな花嫁という感じですよね。

安藤優子:
そういうことですね。たしかにティアラは違いますもんね。

倉田大誠アナウンサー:
10日は晴天の中でしたから、第一ティアラが少し日陰に入った時でもキラキラと輝いていて、素晴らしかったですね。

伊藤洋一(エコノミスト):
お二人が仲睦まじい感じがして、それが僕は一番、国民が見ていて「いいな」と思ったと思います。

安藤優子:
いろいろと言葉を交わされたり、アイコンタクトされたりしていましたね。お車に乗り込む前も、何かお二人でお話されていましたよね。

橋本氏:
そうですね。お二人の仲の良さがこちらに伝わってきて、本当に良い光景でした。

安藤優子:
雅子さまが嵐の歌を聞いて泣かれた時に、きっとこれまで全力で(天皇陛下に)お守りされていたんじゃないかと、しみじみと思いました。そうじゃないと、あんなふうに安堵の涙は流せないと思うんです。本当にお二人が仲睦まじく幸せでいらっしゃるということを、強烈に実感させていただいた涙であったような気がします。

(「直撃LIVE グッディ!」11月11日放送分より)

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