皇后雅子さまを追いかけて26年
10日に行われた、天皇陛下の即位を祝うパレード「祝賀御列の儀」。
沿道には、天皇皇后両陛下をお祝いしようと多くの人々が詰めかけましたが、その中に皇后雅子さまのお出ましを人一倍待ちわびている人がいました。
こちらの写真、実は一人の一般女性が撮影したものです。
白滝富美子さん:
愛子さまと3人で、お手ふりをやる。
車に3人窓に入るというのは難しいんです。
そう嬉しそうに語るのは、白滝富美子さん78歳。
なんと26年間、雅子さまのお姿を撮り続けているといいます。
白滝さんのご自宅の棚には、26年間撮り溜めた雅子さまの写真アルバムがびっしり。
その枚数はもう数え切れないほどで、白滝さんは雅子さまを追いかけるために、「スキー場へでも山へでもどこへでも足を運んできた」といいます。
10月には、パレードの車列リハーサルも下見していました。
白滝富美子さん:
良い写真撮るには下見も必要だし準備も必要。これで私たち、このあとはないから。
これがもう最後だから。
「祝賀御列の儀」で撮影した1枚とは?
「祝賀御列の儀」が行われた10日、白滝さんは赤坂見附近くの沿道にいました。
午前4時から並んだといい、沿道の先頭近くというベストポジションをとることが出来たそうです。
そして、パレードの最中に撮影した一枚がこちら。
微笑まれながらお手をふる、皇后雅子さまの姿が分かります。
写真を撮影した白滝さんに、お話を聞いてみました。
島田彩夏アナウンサー:
どうでしたか、皇后さまのお姿は?
白滝富美子さん:
よく見えましたけど、あっという間に車が行ってしまいました。あっという間でした。
島田彩夏アナウンサー:
写真のご自身の出来映えはいかがですか?
白滝富美子さん:
いつもよりあまりよくなかったかな(笑)。でも雅子さまのお顔が見られたので十分です。
島田彩夏アナウンサー:
26年追い続けた雅子さま、パレードではどのように見えましたか?
白滝富美子さん:
ドレスやティアラもばっちり見えました。(表情は)すてきでしたね。
(2019年11月10日放送「令和の即位パレード 華やか御列生中継SP」より)