2019年最強クラスの台風19号が日本列島を直撃 鉄道・飛行機が続々運休 最大の警戒を

カテゴリ:国内

  • 台風19号が3連休に東海や関東に上陸する見込み
  • スーパーやホームセンターでは売り切れや品薄の商品が続出している
  • 台風19号の余波は鉄道・飛行機・ラグビーの試合にも

2019年最強クラスの台風19号

東京・小笠原村父島では午後4時半過ぎに最大瞬間風速33.9メートルの非常に強い風を観測し、屋根瓦を吹き飛ばすほどの風が吹いている。
NASAの公式Twitterには台風の目をはっきりととらえた衛星写真が投稿されていた。非常に強い勢力を維持したままの雷雨に囲まれた小さい台風の目が明らかになった。2019年最強クラスとされる大型で猛烈な台風19号はこの3連休東海や関東に上陸する恐れがある。

9月に直撃した台風15号の爪痕が残る千葉県南部、君津市のホームセンターから出てきたお客さんの手には段ボールが抱えられていた。窓ガラスに貼るのだという。前回の被害を踏まえ台風への備えを急ぐ人々の影響でスーパーではカップ麺や懐中電灯などに使用する単1の乾電池が売り切れや品薄の状態となっていた。

じわじわと台風が迫る本州の太平洋側。静岡県下田市の海では岩場に白波が。伊豆半島南端の石廊崎は午前11時前、最大瞬間風速21.5メートルの風を観測した。台風の接近に備え下田港には伊豆諸島の神津島から漁船が避難していた。さらに何本ものロープで船を岸壁に固定する姿が見られた。

巨大な積乱雲を伴って北上する台風19号は、3連休初日となる10月12日には勢力が非常に強い台風に落ちるものの、予想最大瞬間風速は65メートル。暴風域を伴ったまま紀伊半島沖に進んでくる見込みだ。

台風19号の影響でラグビーの試合も中止に

台風19号の接近を前に、JR東日本は首都圏で大規模な計画運休を行う可能性があると発表した。東京・新宿駅のみどりの窓口には週末の台風に向けて払い戻しをする人で溢れていた。

9月に台風15号が直撃した際には計画運休の影響により週明けの駅に利用客が構内で滞留するなど混乱が起きた。計画運休は10月12日から10月13日にかけて在来線と新幹線で行われる可能性があり、詳細は10月11日の午前中に発表される見通しだ。JRでは東海や西日本でも計画運休の可能性があるとしている。

鉄道だけではなく、3連休に予定されている様々なイベントにも影響が出ている。
ラグビーワールドカップでは、初めてとなる試合の中止が決定。チームや観客の安全を考えた上での決断だ。中止されるのは10月12日の土曜日に愛知・豊田スタジアムで行われるニュージーランド対イタリア戦。横浜国際競技場で行われるイングランド対フランスの2試合だ。10月13日に行われる日本対スコットランド戦の開催については当日の朝に決めるとしている。

迫る台風の猛威に備え都内のホームセンターでは窓ガラスを補強するテープやブルーシートなど防災用品が売れていた。
ロイヤルホームセンター南千住 小林史明店長:
この2日間で約300パーセント。ブルーシートだけで3倍以上の売り上げは上がっております。

台風19号は10月12日の午後3時には紀伊半島の沖にまで進み、予想される最大瞬間風速65メートルだ。四国の一部・近畿・東海・関東甲信越に暴風域がかかり、その後東海や関東に上陸の恐れがある。上陸後も勢力が衰えず北陸や東北にも暴風域がかかり、長い時間にわたって警戒が必要となる。

空の便も欠航ラッシュ

空の便の欠航も相次いで発表された。全日空は10月12日土曜日に羽田空港と成田空港を発着する国内線の全便(約370便)の欠航を決定した。また日本航空は成田空港発着便を中心に国内線国際線の10月11日から10月13日までの一部の便の欠航を決めている。

そして鉄道の計画運休は、 JR東日本・西日本が在来線・新幹線ともに10月12日から10月13日にかけて計画運休を実施する可能性があると発表した。首都圏を中心に大規模なものになるとみられており、JR東日本・西日本は10月11日の午前10時半に情報を更新するということだ。
そしてJR東日本の運転再開のメドについては検討中となっているが、9月の台風15号の時に安全確認ができるまでなかなか再開できず、時間がかかって大きな混乱が生じたためだとしている。
JR東海は東海道新幹線、東京から新大阪駅間で10月12日の昼前から間引き運転や運休をする可能性があると発表。10月13日も安全の確認が取れ次第運転を開始するとしている。

(Live News it! 10月10日放送分より)

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