事件性を考え公開捜査へ「悔やんでも悔やみきれない…」行方不明の美咲ちゃんの両親が悲痛な思いを告白

カテゴリ:国内

  • 小倉美咲ちゃん(7)の両親が悲痛な思いを告白、顔写真を公開
  • 美咲ちゃんが行方不明になって11日目…いまだ有力な情報はなし
  • 事件の可能性も視野に、捜索および捜査は新たな段階へ

美咲ちゃんの両親が胸の内を語る

山梨・道志村のキャンプ場で小倉美咲ちゃん(7)が行方不明になってから、10月1日で11日目。
9月30日夕方には、美咲ちゃんの両親が悲痛な胸の内を明かした。

美咲ちゃんの母・とも子さんは…
「私があの時、ちゃんと一緒についていてあげたらと、悔やんでも悔やんでも悔やんでも、悔やみきれないほど後悔しています」
「美咲のことを信じ、1秒でも早く無事に見つかってくれることを祈って、これからも私たちは全力で探し続けたいと思っています」

美咲ちゃんの父・雅さんも…
「一人で怖くてどんなに心細かったか考えると、かわいそうでかわいそうで胸が張り裂けそうです」
「とても元気で、活発で、ワンちゃんや猫ちゃんがとっても大好きで、すごく優しい子です。私の大事な宝物です…」


捜索活動も10日目を迎えた9月30日、警察と相談の上、事件の可能性も視野に入れ美咲ちゃんの写真が公開された。

実は、美咲ちゃんが行方不明になった当日、キャンプ場周辺で不審者の目撃情報があったことが分かっている。しかし、当時キャンプ場にいたのは、美咲ちゃんのグループだけでも家族を含む7家族、合わせて28人。人が多くいる状況で、誰にも見られず連れ去ることは可能なのだろうか?

キャンプ場にも詳しく、美咲ちゃんの捜索にも参加している山岳ガイドの橋谷晃さんに話をうかがった。

人通りが少なくなる“キャンプ場の境目の橋”とは?

橋谷晃氏(山岳ガイド):
キャンプ場自体は連休で人がかなりいらっしゃったようですけど、キャンプ場の境目の橋を越えてしまうと、途端に人通りが少なくなるという特徴があります。通過車両はあまり考えられない道です。その間に住んでいらっしゃる方の車がたまに通る、歩く方はあまりいないのではないかなと思います。

“キャンプ場の境目の橋”とは、国道へと続く橋のこと。実際に行ってみると...

歩道のない国道が延々と続き、人通りもない。シーズン中は人でにぎわうキャンプ場だが、一歩敷地の外へ出たとたんに人の姿はなく、雰囲気はガラリと変わる。

さらに橋谷さんは...

橋谷晃氏(山岳ガイド):
一番近いところで、国道沿いの消防団の部員所の前でしたか、そこに防犯カメラがあるだけだということはお聞きして。都会と違って防犯カメラがないというのが、特徴として一つあると思います。

人通りも少なく防犯カメラもないため、もし何者かに連れ去られたとしても発覚しづらいのでは...と指摘した。

警察は行方不明をどう捉えていた?

大村正樹フィールドキャスター:
行方不明になって11日目となりました。きのう(9月30日)、美咲ちゃんの写真を公開したことについて母・とも子さんは、捜索開始当初は「事件性は薄いだろうという警察の判断に従い、顔写真は非公開で捜索することに」したそうですが、「いまだに発見できないため警察の方と何度も相談し、事件性があることも考え公開捜査に切り替わった」と話しました。当初、警察の「事件性は薄い」という判断は、吉川さん、どうでしょうか。

吉川祐二氏(元警視庁刑事):
警察ははじめから事件・事故の両面で捜査を行っていたことは間違いないと思います。ただ、被害者の心情などを考えて、かける言葉のニュアンスは変わってきます。お母さまは事件性が薄いからと言われたとおっしゃっていますが、お母さんの方には事故でその付近にまだいるであろうと期待を持たせてあげるのも一つだと思います。そのような意味合いから、警察の対応がそういう言葉になってしまった可能性もあるかと。

大村正樹フィールドキャスター:
警察は、美咲ちゃんがいなくなった翌日に警察犬やヘリを導入し、捜索を行いました。まだ24時間経過していない段階で警察犬が導入されましたが、美咲ちゃんの足跡を追うことはできませんでした。どういうことが考えられますか?

吉川祐二氏(元警視庁刑事):
警察犬のきゅう覚は車の排気ガスや雨によって流される、そして時間がたつことによってだんだん薄くなってしまいます。今回、あの付近を探してもなかなか美咲ちゃんのにおいにたどり着かないということは、早々に車などに乗せられて移動している可能性もあると思います。

安藤優子:
そうしたら、もうちょっと事件の可能性を早期に考えるというか、そちらに力点を置くことも必要だったのかなと思うんですが...

吉川祐二氏(元警視庁刑事):
このような状況の時に、捜索を打ち切ることはまずできない。そのことから考えても、地道に捜査も行いながら捜索に力を入れていくという形になってしまった。見ている人にとっては警察、何をやってるんだという気持ちになってしまう、それは仕方ないことです。

大村正樹フィールドキャスター:
行方不明になった、椿壮オートキャンプ場。決まった料金を払えば、点在しているキャンプ場の周辺には車で乗り付けることが可能なんです。

大村正樹フィールドキャスター:
ほとんどの方が車でキャンプ場に来て周辺にテントを張るなどしてキャンプを楽しんでいます。そうなると、美咲ちゃんが徒歩でこのキャンプ場を出たのではなく、こういった車に乗せられて出た可能性もゼロではないかと思います。

吉川祐二氏(元警視庁刑事):
有料であるとしたら、料金を集めるシステムにも何かヒントが出てくる可能性もあると思います。

大村正樹フィールドキャスター:
もう一度改めて、美咲ちゃんの特徴をお伝えします。

大村正樹フィールドキャスター:
身長は125cm、行方不明当日は黒色の長袖のTシャツに青いジーンズ姿でした。情報提供を求めています。

(「直撃LIVE グッディ!」10月1日放送分より)

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