「社会を反映している」ベネチア国際映画祭で金獅子賞
バットマンの宿敵の誕生を描いた映画『ジョーカー』の公開直前イベントが9月30日に東京・港区で行われ、劇団ひとりさん(42)、新川優愛さん(25)、映画ライターの杉山すぴ豊さんが登場した。
この記事の画像(9枚)映画は、孤独だが心優しい男が「悪のカリスマ」へと変貌していく姿を描く、サスペンス・エンターテイメント。
劇団ひとり:
誰しもが紙一重でジョーカーになっちゃうんじゃないかっていうような感覚になりました。だからこそ、問題作だなと
新川優愛:
現在の日本だったり世界だったり、社会を反映しているんじゃないかなと
9月には、第76回ベネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞したということで、この映画にどんな賞を贈りたいかと聞かれると…
新川優愛:
ジョーカーのメイク時間は何時間で賞か
劇団ひとり:
いやいや、クイズになっちゃったから(笑)賞をあげるんでしょう。クイズなの?そんなかからないんじゃない?このメイク
新川優愛:
でも、チェンジとかもあるじゃないですか
劇団ひとり:
日本のね、時間のない現場ばっかり経験してるから(笑)
新川優愛:
お昼ごはんも短いですからね、日本のドラマ(笑)
劇団ひとり:
日本はね
劇団ひとり&新川優愛は「○○のカリスマ」
イベント終了後、めざましテレビは劇団ひとりさんと新川優愛さんにインタビュー。今作の主人公・ジョーカーが「悪のカリスマ」と呼ばれていることにちなみ、こんな質問をしてみると…
鈴木唯アナウンサー:
お互いに「○○のカリスマ」と呼ぶとしたら、何のカリスマと呼びますか?
新川優愛:
コント番組で一緒にやらせていただいた時に、劇団ひとりさんの本番になってからの感情の持って行き方が、すごくバーンって上がってらっしゃったので…
劇団ひとり:
じゃあ「本番のカリスマ」ってことでいい?(笑)
新川優愛:
「本番のカリスマ」で!はい
劇団ひとり:
(新川優愛さんは)真面目なお芝居もできるし喜劇もこなせるし、バラエティーに出てもコメントも優秀だから、一番稼げるタイプだと思う
新川優愛:
ははは(笑)
劇団ひとり:
どこでもいけるんですから。不得意な場所がないんですよ
新川優愛:
いやいやいや、そんなことない。そんなことないです
劇団ひとり:
オールジャンルいける
鈴木唯アナウンサー:
つまり、何のカリスマですかそれは?
劇団ひとり:
だから、あの…「稼ぐカリスマ」(笑)
劇団ひとり:
芸能界で一番稼げるカリスマ!こういう人が一番稼げるんだから
さらに、話題は主演のホアキン・フェニックス(44)がジョーカーを演じるにあたって24kgの減量をしたということについて。
鈴木唯アナウンサー:
そんなことをやれって言われたらどうしますか?
劇団ひとり:
絶対ムリでしょう!ただ、ハリウッドはギャラが高いですからね(笑)トム・ハンクスだって20億円ぐらいもらってましたもんね、一作品。だったらいくかもしんない
鈴木唯アナウンサー:
じゃあ、20億円くれるって言うなら24kgダイエット…
劇団ひとり:
余裕だよ!20億円くれるって言うんだよ!?30、40kg痩せてみせますよ
ジョーカーは、これまでジャック・ニコルソンや今は亡きヒース・レジャーなど、そうそうたる顔ぶれが演じてきた映画史に残るキャラクター。
ホアキン・フェニックスが演じた今作も上映前から話題沸騰で、アメリカではジョーカーに仮装して悪ノリするファンなどを警戒し、映画館チェーンの中には仮装を全面禁止にしたり、陸軍やロサンゼルス市警が警戒態勢を強化しているという報道もあるなど、注目度の高さがうかがえる。映画『ジョーカー』は、10月4日に公開。
(「めざましテレビ」10月1日放送分より)