バレーご観戦で垣間見た“文系女子”眞子さまの“体育会”な一面

カテゴリ:国内

  • 眞子さまがワールドカップバレーの開幕戦をご観戦
  • “文系女子”の印象が強い眞子さま、実はスポーツ好きの素顔が
  • 同世代の女性選手の活躍にお気づきに

バレーボール会場で「うそ!かわいい!」の声

開幕戦を1時間後に控え、スティックバルーンを使った応援のシミュレーションを終え、熱気に満ちた横浜アリーナの観客席。
照明が落とされ、ロイヤルボックスにライトが当たると、眞子さまのご入場を告げるアナウンスに、どよめき、拍手、そして歓声が沸き起こった。
白いジャケット姿でさわやかな笑顔を見せられる眞子さまの姿に、後方の女性客から「えー!うそー!かわいい!」という声が聞こえてきた。

入場されると「かわいい!」の声があがった(14日)

ほどなくして始まった開会式。眞子さまは元日本代表女子で1984年ロサンゼルス五輪で銅メダルを獲得し、現在日本バレーボール協会理事の丸山(旧姓江上)由美さんと会話を交わしながら、ジャニーズJr.による出場国の国旗入場や大会関係者の挨拶を見守られた。

そして、黄色い大歓声とともにスペシャルサポーターを務めるジャニーズWESTが登場し、大会テーマ曲「Big Shot!!」のパフォーマンスを披露。
おそらくジャニーズのアイドルによるライブパフォーマンスをご覧になるのは初めてなのではないだろうか。
眞子さまは盛り上がる観客と共にパフォーマンスを見つめられていた。

日本バレーボール協会の丸山理事と話し込まれる眞子さま(14日)

開会式が終わると、コートに日本とドミニカの選手が入場し、ウォーミングアップが始まった。
眞子さまは、丸山さんや茂木外務大臣と笑顔で会話を交わしながら試合までの時間を楽しまれていた。
両チームを見比べると体格差やサーブ、スパイクの威力の差は歴然。
体格とパワーの差を凌駕する技術力や精神力、チームプレーが求められることを痛感させられる。

バレーの“チャレンジシステム”にご興味

そして、午後7時20分。ワールドカップの開幕戦、日本対ドミニカ戦が始まった。
日本バレーボール協会の嶋岡会長の説明に頷きながら、熱戦を見守られる眞子さま。
試合は日本優勢で進みつつ、追い上げられたり拮抗する場面では、ニッポンコールとともにスティックバルーンを叩き慣らす音が場内に響きわたる。
これぞバレーボール観戦という場内の熱気を感じながら、眞子さまはポイントが決まったり、日本チームがセットを取ると拍手を送られていた。

そして1、2セットを日本が連取し、3セット目が始まる直前に眞子さまは退席された。
入場と違い、退場の際は試合の進行への配慮からかアナウンスが無かったため、気づかなかった観客が大半だったと思う。
ロイヤルボックスを静かに後にされる眞子さまの背中からは、あと1セット取って日本代表が勝利をつかむ瞬間を見たい、そんな後ろ髪引かれる思いがおありかもしれない、と感じられた。

眞子さまは観戦中、細かいルールや技術について、熱心に質問されていたという。
テニスの試合ではお馴染みの、不明瞭なジャッジに対してビデオ判定を要求できる“チャレンジシステム”。
試合中、両チームともチャレンジを行使し、日本の中田監督のチャレンジ要求は何度も成功し、日本チームの良い流れを保つために有効だった。
日本テニス協会の名誉総裁を務め、ご自身もテニスをたしなまれる眞子さまは、このチャレンジシステムについても関心を持たれていたという。

猛スピードでスキー滑走 スポーツ好きの一面

美術や文化財に関心があり、学芸員の資格や博物館学の修士の学位を持ち、東京大学の総合研究博物館に特任研究員として勤務されている眞子さま。
文系女子というイメージを持っている方も多いかと思うが、眞子さまは実は運動好きで体育会的な一面も併せ持たれている。

英・レスター大学大学院では博物館学をご専攻(2015年)

学習院女子高等科ではスキー部に所属し、ICUでも雪面滑走競技部で競技スキーに取り組まれていた。
スキーの腕前はかなりのもので、猛スピードで急斜面を降りられるという。
また、学習院時代の恩師は、眞子さまが中学高校時代、同級生と本気の鬼ごっこに熱中し、かなりの走力で敷地内を駆け抜け、教員室まで駆け込んでこられた活発な一面を明かしている。
おととしのブータンご訪問の際も、タクツァン寺院への登山で健脚ぶりを披露されていた。

ブータンご訪問中、タクツァン寺院へ登山(2017年6月)

眞子さまと同世代の選手が活躍

そんなスポーツ好きで体力もおありになる眞子さまが観戦された日本女子チームは、ママプレーヤーとして活躍する35歳の荒木絵里香選手から、男子のエース石川祐希選手の妹で19歳の石川真佑選手まで、年齢層は広く、眞子さまの27歳という年齢はちょうどその中間にあたる。
同世代の選手が数多く日の丸を背負って活躍していることに眞子さまはお気づきになったという。
実際、この日の試合で要所要所で鋭いスパイクを決めていた石井優希選手は眞子さまと同じ歳だった。

「角度がすごい」天皇陛下も2007年にご観戦

2007年のワールドカップバレーの開会式と開幕戦は当時の皇太子さま、現在の天皇陛下が観戦された。
「Hey! Say! JUMP」のパフォーマンスをご覧になり、試合中は竹下佳江選手のサーブに「角度が凄いですね」と感心されていた。

天皇陛下も皇太子時代にご観戦(2007年)

お代替わりを経て、今回の大会にあたって秋篠宮家に主催者から願い出があり、眞子さまのご臨席が決まったという。
天皇陛下は2020東京オリンピックとパラリンピックの名誉総裁をお務めになっており、一方、ラグビーのワールドカップでは、秋篠宮さまが名誉総裁に就任されている。
スポーツの大規模な国際大会に際しては、皇室の方々も開会式などに出席したり競技を観戦するなど、大会の成功や選手の活躍を願い、大会を支える役割を担われている。

会場を後にする際、選手たちへの応援の気持ちをお伝えになったという眞子さま。
2020東京五輪の前哨戦とも位置付けられる今大会で、38年ぶりのワールドカップでのメダルを狙う日本代表女子。
この日、眞子さまがお帰りになった後、大事な初戦で勝利を収めた。

スポーツがお好きで体力もおありになる眞子さまにとって、初めてのワールドカップ観戦は、厳しい勝負の世界に身を置き、世界の強豪に挑んで躍動する同世代の女性アスリートの姿に心を熱くされるとともに、皇族としてスポーツと関わっていく上での貴重な経験となられたのではないだろうか。

(執筆:フジテレビ社会部宮内庁担当 宮﨑千歳)