なぜ? エサをあげなくてもハトが群がる! “エサやり運転”の現場を取材

カテゴリ:国内

  • 「直撃LIVEグッディ!」は“エサやり運転”の現場を取材!
  • “エサやり運転”運転手を取材エサやりは止められたと思ったら…新たな問題が!?
  • 意外と知らない?ハトによる人体への悪影響とは

車から鳩に餌やり

早朝5時、「直撃LIVEグッディ!」取材班が向かったのは、東京・台東区。

電線には続々とハトが集まってくる…。ハトの鳴き声や羽の音がかなりうるさい…。さらに、明るくなってくると、周辺一帯にハトのフンと羽が点々と落ちているのが見えた。これについて近隣住民は…
「ハトの鳴き声はかなりうるさい。ひさしの上にハトが乗ってカタカタ音をさせる。だいたい午前5時くらいに自分も目覚めてしまう」
「電線にとまってフンをする。半端な量じゃないですから。(それが)毎日です。困っている」
安眠を妨げられるという人や、日々ハトのフンや羽の掃除に追われているという人も。その被害に耐えかね、住民が防犯カメラを設置すると…、
驚きのエサのまき方が映っていた!

ある日朝5時ごろのこと、カメラは走ってくる1台の黒い車を捉えた。その車の周囲を多くのハトが一斉に群がって追いかけている様子が見て取れる。運転手の手元をよく見ると、穀物のようなエサが…。運転手は、ハトたちにエサをまきながら運転をしていたのだ。
防犯カメラの映像を確認すると、平日はほぼ毎日、決まって朝5時に“エサやり運転”が行われていることが分かった。

しかし…「車で来て、サーっとまいて走り去っていく。注意のしようもないということが一番困っています」
“エサやり運転”をする運転手に注意することもできず、住民は頭を抱えていた。運転手は、なぜ“エサやり運転”を続けるのだろうか?グッディ!は直撃取材を試みた。

すると、一斉に飛び立ったハトの群れの先には、防犯カメラに映っていた黒い車が!車の窓から、ハトのエサをまいている。グッディ!取材班が運転手に話しかけると…

Q.なんでエサをやっているんですか?
運転手の男性:
すみません

Q.みんな迷惑しているみたいなんですが
運転手の男性:
はい、分かりました。やめます。

取材班が声を掛ける間も車はゆっくり動き、「分かりました、やめます」と言い残してその場を去って行った。
この直撃取材から9月18日までの1週間“エサやり運転”は見られていないそうだ。しかし、今もある問題が続いているという。グッディ!取材班は再び同時刻に現場を訪れた。すると…

取材班の車をハトの群れが追いかけてくる。住民によると「車が来ると、エサをくれる人でなくてもハトは寄ってくる。習慣付いている」という。防犯カメラにも、白い車にさえも群がるハトの姿が映っていた…。一歩間違えば、事故にもつながりかねない危険な状態だ。

鳩に餌を与えることで生じる問題点とは

宮澤智アナウンサー:
もともとはこの男性は公園でエサを与えていて、注意されてから車からエサを与えるようになったそうです。さて、エサやりをやめてから1週間がたちましたが、“ハトが車を追いかける行為”は続いています。なぜなのか、日本鳩対策センター大橋美都里さんにうかがいました。

・エサやりをやめて1週間たっても、同じ時間、同じ場所に似た形の車が通ると、ハトが群がってくる
・大橋さんによると「ハトは記憶力に優れ、時間・場所・形・仕草を覚える。執着心が強いため、似ている車に何度も群がるのでは」という
→対策としては、エサをやらないことしかない。3カ月ほど続けることで効果が出ると考えられる

宮澤智アナウンサー:
ハトは車の形を覚えていますが、色は覚えられないため、白い車でも群がってしまうということなんです。

生稲晃子:
ハトってすごい、賢いんですね。

宮澤智アナウンサー:
実はハトは、とても強い繁殖力を持っているんです。生後半年で繁殖が可能になり、年間で7~8回、一度に2個の卵を産みます。そうすると…

宮澤智アナウンサー:
オスとメス1組のハトがこのペースで卵を産むと、1年後には38羽、2年後には500羽になります。

スタジオ:
えー!!

宮澤智アナウンサー:
外敵からの攻撃がないという想定の下での計算ですが、驚きの繁殖力ですよね。

安藤優子:
これぐらいの繁殖力がないと生き残っていけないということなんでしょう。

宮澤智アナウンサー:
さらに怖いのが、感染症です。

<クリプトコックス症>
・乾燥したハトのフンなどが風に舞うなどし口に入ることで感染する。2年以上たった古いフンでも菌が生存している
・肺に感染すると発熱、胸痛などの症状が起こる。免疫力が低下し髄膜炎になった場合、死亡する可能性も

カンニング竹山:
自分の車にハトのフンがついてるとき、ものすごい腹が立ちますよ。

安藤優子:
そういう時も、むやみやたらに触ったりしない方がいいですね。

宮澤智アナウンサー:
人もそうですし、散歩中の犬や猫の口の中に入ってしまうことも考えられます。

安藤優子:
今、エサやりは1週間止まっているということですから、このままやめていただきたいですね。

(「直撃LIVE グッディ!」9月18日放送分より)

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