増税前に買うべき家電はどれ? 冷蔵庫や洗濯機の「お得な買い方」を専門家が解説

カテゴリ:暮らし

  • 10月から始まる消費税10%を前に気になる家電の「買い時」
  • 冷蔵庫・炊飯器・洗濯機・海外ブランド家電はいま買うべき?
  • 3人の専門家が「買い時」ポイントを解説 最新モデルも紹介

消費税10%までいよいよ2週間。家電量販店には、増税前に家電を購入しようという駆け込みのお客さんたちが大勢来店。

しかし、専門家によると、家電の種類によって増税前と増税後でお得に買えるタイミングが違うのだという。そこでめざましテレビでは、増税前に買うべき家電を調査する。

冷蔵庫は「増税前」の今が底値

東京・千代田区のヨドバシカメラ マルチメディアAkiba店を訪れると、多くのお客さんがいたのは冷蔵庫コーナー。

女性客:
(増税の)2%はやっぱり高いから、(差額は)大きいなと思っているんですけど。

冷蔵庫は 20万円~30万円と価格が高く、消費税が2%違うと負担額も多くなるため、気になる人も多いだろう。

では、冷蔵庫の購入はいつがお得なのか?家電に詳しい専門家3人に見解を求めた。

家電コーディネーター 戸井田園子さん:
増税前がオススメです

流通アナリスト 渡辺広明さん:
増税前に買った方がいいですね

家電ジャーナリスト 安蔵靖志さん:
増税前に買って大丈夫だと思います

(左)家電コーディネーター・戸井田園子さん (中央)流通アナリスト・渡辺広明さん (右)家電ジャーナリスト・安蔵靖志さん

全員が「増税前がお得」と回答。その理由は、消費税8%のまま購入できることに加え…

家電コーディネーター 戸井田園子さん:
1年経つと新しいモデルが出るという流れを踏まえると、大事になってくるのが販売月です

専門家によると、冷蔵庫はどのメーカーも毎年秋頃に新製品を発売。そのため、発売から約1年経った今の時期が底値になっているのだという。

例えばこちらは、2018年9月に発売された冷蔵庫。食品の酸化を防ぎ、鮮度を保つ「真空チルドルーム」が人気。

発売当初は35万円だったが、現在は21万380円と約4割も安くなっている。(ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba 取材日9月6日時点)

ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba家電コンシェルジュ 高澤浩二さん:
いい機能はついているんです。ただ、少し前に発売されているので今がお買い得です

そして、今年発売されたシャープの最新モデルには、こんな機能が!

冷蔵庫からタブレットに届いた情報:
旬のなすを使って、蒸しなすの黒酢あんはどうですか?

冷蔵庫が旬の食材を使ったレシピをタブレットに送信して音声でも教えてくれるというもの。
献立に困った時にうれしいアドバイスを聞くことができるのだ。市場想定価格は、税別25万円前後。

炊飯器と電子レンジは急がないなら「増税後」に!

続いては、新米の季節であるこの時期、特に人気となる炊飯器。

家電ジャーナリスト 安蔵靖志さん:
今(増税前)は、割と最新モデルが買い時になってると思います

流通アナリスト 渡辺広明さん:
これは増税後に買った方がいいと思います

家電コーディネーターの戸井田園子さんも増税後がよいとして、3人の専門家の意見が分かれた。
その理由のポイントは、炊飯器は多くのメーカーが毎年6月ごろに新製品を発売すること。

家電ジャーナリスト 安蔵靖志さん:
急速に(値段が)下がるのが、3ヵ月後くらいまでというようになっています

安蔵さんによると多くの家電は、発売されて約3ヵ月後に2~3割安くなるが、炊飯器は今がそのタイミング。そのため、増税前が買い時だという。

一方、渡辺さん、戸井田さんによると次の新製品が発売される2020年6月までにゆっくりと底値に向かうため、増税後に安くなるのを待った方が2%の増税分を考えてもお得だというのだ。

少し待ってもいいという人は増税後、今すぐ欲しい人は増税前がオススメ。

ちなみに、そんな炊飯器の最新モデルは、タイガーの「土鍋ご泡火炊き」税込み11万8680円。(ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba 取材日9月6日時点)

1合炊くときに使う中ぶたがポイントで、なべの中の空間を狭くすることで熱が均等に入り、少ない量でもおいしく炊けるようになったという。

また、電子レンジも新製品は6月ごろに発売される。炊飯器と同様に底値になるのは来年の春ごろだが、2~3割は安くなっているので、ほしい人は今買ってもよさそうだ。

ドラム式洗濯機は「増税前」タテ型は「増税後」

価格の高い洗濯機も、増税前に購入すべきか気になる家電。来店していた女性客からは「先週、洗濯機を買いました。大物買いしてます、最近」という声が聞かれた。

では、洗濯機はいつ買うのがお得なのか?専門家は3人とも、ドラム式は増税前に買った方がいいと回答。
ドラム式洗濯機の発売は、冷蔵庫と同じく9月から10月が多く、昨年発売されたものは、今が底値になっているという。

例えば、2018年10月に発売されたパナソニックのドラム式洗濯機は、エディオンでは発売当初は37万8000円だったが、現在は22万7500円と約4割引きになっている。(エディオン モザイクモール港北店 取材日9月6日時点)

液体洗剤と柔軟剤を大量に入れておくタンクがあり、洗濯時に最適な量を自動投入してくれるのが特徴だ。

井上清華アナウンサー:
毎度毎度、洗剤などを入れなくてもいいんですね!

また、今年発売されたばかりのシャープの最新モデル(市場想定価格 税別33万8000円前後)は、洗濯機の下についている筒型のアイテムがポイント!

これは超音波ウォッシャーといって、ふたを外して先端を洗濯物に当てると、毎秒約3万8000回の超音波振動で汚れを弾き飛ばし、襟汚れなど頑固な汚れを落としてくれるというもの。

実際にこの超音波ウォッシャーを使ってみると、ワイシャツの襟についた黒い汚れが、使用後にはほとんど目立たずきれいになっていた。

一方、タテ型の洗濯機は毎年春に新製品が発売されるため、 戸井田さんによると、2020年5月頃が底値でお買い得だという。

海外ブランド家電は「増税前」がお得

さまざまな家電の中で、専門家が「絶対に増税前に買ったほうがいい」と口を揃えるのが、海外からのブランド家電。ダイソンやアップル製品のような家電のことだが、その理由とは?

家電ジャーナリスト 安蔵靖志さん:
(海外の)ブランド家電というのは、(新製品が出ても)値があまり下がらないんです。

そのため、2%安い増税前に買った方がお得なのだ。ダイソンから8月に出たばかりの一体型掃除機の新製品は…

エディオン モザイクモール港北店 清水健太郎さん:
日本限定モデルですね。本体がまず小型になっています

井上清華アナウンサー:
高さも違いますね

パイプの部分やヘッドの部分もコンパクトで、日本の住宅に合わせて40%の小型化を実現。しかも吸引力はそのままだ。(エディオン モザイクモール港北店 取材日9月6日時点で税別5万9000円)

また、「ルンバ」で有名なアイロボットからは、最新のお掃除ロボ「ブラーバ ジェットm6」が7月に発売。(ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba 取材日9月6日時点で税込み7万5470円)

学習能力がつき、部屋の環境を覚えて効率よく掃除をしてくれる機能が搭載された。

「スゴ撮」の調査の結果、全体的に増税前の購入がお得な家電が多い結果となった。

専門家たちの意見を参考に賢く買い物をして、お目当ての家電をゲットしよう。

(「めざましテレビ」『スゴ撮』9月17日放送分より)

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