進次郎新大臣に「何でもアリだ」「潰さないと」~「嫉妬の海」永田町のホンネ~

カテゴリ:国内

  • 「進次郎なら何でもアリだ」との冷めた声
  • 答弁能力は不明…能力は「まだ評価できない」との分析
  • 野党は解散警戒 「早く潰さないと」
38歳という戦後3番目の若さで初入閣を果たした小泉進次郎議員(9月11日)

38歳という戦後3番目の若さで初入閣を果たした小泉進次郎議員。
FNNがこの週末に行った世論調査でも「最も期待・注目する閣僚」で48・9%と他を寄せ付けない人気ぶり(2位は「いない」の18・9%)を改めて見せつけた進次郎氏だが、「嫉妬の海」ともいわれる永田町で、進次郎氏の入閣どう見られているのか。国会議員のホンネを探った。

FNN世論調査より(9月14日・15日実施)

若手からは「進次郎なら何でもアリ」の声

まず聞こえてきたのは、「人気先行」とも揶揄される進次郎氏への冷めた見方だ。

「(結婚で)官邸でぶら下がりしたことに『総理が怒った』みたいなことを聞いたけど、結局起用するんじゃん。進次郎なら何でもアリなんだね」(40代・自民党若手議員)
「興味がない。彼にとっては大臣も手段のひとつでしょ。二世三世の人たちは俺なんかに理解できない世界観があるから」(30代・自民党若手議員)

首相官邸での電撃結婚発表(8月7日)

こうした「進次郎は特別だから」との冷めた見方が若手議員からあがる一方で…。

「安倍さんにうまいように使われただけでしょ」(60代・自民党ベテラン議員)
「成功すれば政権の手柄、失敗すれば切り捨てる。失敗したときのリスクが大きいポジションを押し付けたイメージ」(70代・自民党ベテラン議員)
「最年少だから、これからが大変だろう」(60代・自民党閣僚経験者)

ベテラン議員からは自分の子供ほどの年齢である進次郎氏に対して、”同情”とも言える声も聞かれた。

答弁能力は未知数…「国会始まらないと分からない」

首相官邸で取材に応じる小泉進次郎氏(9月11日)

「結果が問われる。これが全てだから働きます」
11日に総理官邸で記者団にこう決意を示した進次郎氏を「叱咤激励」する声も多く聞かれた。

「大臣になっただけではね…。何をするかじゃないの。期待を込めてね」(自民党幹部)
「答弁能力がどれくらいあるかもわからないから、国会が始まらないと能力に関しては評価できない」(60代・自民党閣僚経験者)
「安倍総理が彼を大臣にしたのは、『やってみろよ』『大変だぞ』という感じだろ。
『日本のトップに立つのは大変だぞ』ということを感じさせたいのでは」
(30代・自民党若手議員)

また今回のサプライズ入閣の裏には、妻・滝川クリステルさんの影響があったとの見方も…。

「進次郎さんの入閣は、奥さんが『あんたやりなさいよ』って言ったんじゃないの。誰がどう見たってあの奥さんの方が強そうだもん」(60代・自民党閣僚経験者)

神奈川県横須賀市の実家での会見(8月7日)

野党からは「壊滅的になる前に潰さないと」

一方で、今後、国会で対峙していく野党から聞こえてくる声は切実だ。

「(小泉大臣が)自民党の次の総裁選に出てくる可能性が大いに出てきた。そうなると野党が壊滅的なことになる。現状以上にひどいことになるので、かなり危機感を持っている。
委員会とかで集中的に攻めて、潰しておかないといけない」(野党中堅議員)
「進次郎が総理になったら野党は終わりだ」(野党議員)

進次郎氏が閣僚に起用されたことで、年内にも解散総選挙があるのではという見方が野党内では浮上していて、「進次郎人気」そのものより、解散の時期の方に関心があるというのが現状のようだ。

日本中が注目した進次郎氏のサプライズ入閣。「期待」「嫉妬」「不安」と様々な受け止めが永田町では広がっているが、本格始動する小泉新大臣の「これから」に注目が集まる。

停電の続く千葉県の視察(9月16日)

(フジテレビ政治部)

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