中国料理の世界大会で日本チーム初の快挙!気鋭のシェフ渾身のデザートとは?【新潟発】

  • この道30年のシェフがSNSでも創作料理など発信
  • それが目にとまり、中国料理の世界大会に出場
  • ホテルでの経験生かし、殊勲に貢献

ベテランシェフがfbで「料理愛」発信

新潟市中央区の新潟グランドホテル。
一流の味を楽しめると人気の中国料理レストランがある。

新潟総合テレビ 杉本一機キャスター;
彩があって見た目に華やかですよね.
エビの食感がまさにぷりぷりです。甘辛のソースが食欲をそそります.。
では、チャーハンを頂きます。ご飯がパラパラでおいしいです。

こうした料理を作るのが、ホテルの中国料理長を務める小田雅之さん。

新潟グランドホテル中国料理長 小田雅之さん;
中国料理は火力が強いので、スピードで仕上げていきます。
(Q手際がやはりいいですよね)
ははは、ありがとうございます。30年やっていますので。

この道30年以上のベテランである小田さん。
SNSで毎日、見た目にもこだわった創作料理を発信するなど、料理に熱い情熱を注いでいる。

新潟グランドホテル中国料理長 小田雅之さん;
僕がつくったチームの料理が、お客さんに美味しいって言ってもらう。
その一言が聞きたいために、今やっています。

世界大会で生きた“経験”

そんな小田さんの姿が8月22日、中国の大連市にあった。
開かれていたのは、中国料理世界選手権。

料理を会場で一斉につくり、その味などを競う世界トップレベルの大会で、20の国と地域の代表が出場した。
小田さんは、SNSに発信していた料理が日本チームの監督シャウ・ウェイさんの目に留まり、代表の一員に選ばれたのだ。
大会は1チーム5人で、前菜、スープ、メイン、デザートを作り、味のほか調理の手際などで採点される。

小田さんの応援団;
小田君頑張れ、ガンバロー!

新潟からも応援団が駆けつける中、小田さんが任されたのはデザート。
日本料理との融合をテーマに、中国の伝統的な菓子・月餅の生地で旬の桃の餡を包むスイーツや練り切り、ゼリーなどを作る。

指先を細かく使う繊細な作業。
普段大きな鍋を振るのとは全く違う作業だが、ここで小田さんの経験が生かされた。

新潟グランドホテル中国料理長 小田雅之さん;
ホテルというのは西洋料理、日本料理、そして中国料理という風に一つの建物の中に入っています
西洋料理の華やかさと日本料理の繊細さというのを、ホテルでは勉強できる。

ホテルでの経験を生かした小田さんの総合力も光り、無事に時間内に全ての料理が完成。
その日本チームが作った前菜、スープ、メイン、デザートの全4品がこちら。

小田さんのデザートは富士山や桜をイメージし見事に和と中の融合を表現した。

その完成度にチームも手ごたえを感じたよう。

日本チーム監督 シャウ・ウェイさん;
もう満足しました。やりきりました。

新潟グランドホテル中国料理長 小田雅之さん;
緊張しました。

力を出しきった小田さんからも、笑顔がこぼれる。

そして審査員による厳正な審査の結果…
日本チームは見事、銀メダルを獲得!
日本にとって初の快挙となった。

新潟グランドホテル中国料理長 小田雅之さん;
本当によかった~と思います。
新潟も頑張っているんだぞ、というのをほかの方々に伝えられればと思って、今回チャレンジさせていただいたんですけれども、わかって頂けたと思います。

一方で同時に感じたという世界のレベルの高さ。
帰国した小田さんは、今回の結果に満足することなくすでに今後を見据えている。

新潟グランドホテル中国料理長 小田雅之さん;
料理だけではなく、段取りとか、衛生面とか、仕事に対する姿勢だったり、いろんな部分で考えて仕事をされている。
あのすごい方々に近づいて、追い越したいという気持ちがメラメラ燃えています。

より多くの「美味しい」の一言を聞くため、きょうも小田さんは厨房に向かう。

(新潟総合テレビ)

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