老人ホームのお花見会で…りんたろー。「人間失格」の瞬間

映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』の試写会イベントが、9月1日に東京・港区で行われ、チャラ男キャラで人気のお笑いコンビ「EXIT」りんたろー。さん(33)と兼近大樹さん(28)が登場した。

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天才作家・太宰治が3人の女たちと繰り広げるスキャンダラスな恋と人生を、事実を基にしたフィクションとして映画化したこの作品。

今作のメガホンを取ったのは、世界で活躍する写真家の蜷川実花監督。才気に溢れる究極の“ダメ男”でモテ男・太宰治は小栗旬さんが演じる。

映画のタイトルにちなんで「自分が人間失格だと思ったことはあるか」と聞かれた2人は?

りんたろー。:
僕、ちょっと前まで老人ホームで働いてたんですけど…そうなんですよ、年上のギャルたちとパーティーしてたんですけど。ワゴン車に乗っけて近くの公園まで行って、おじいちゃんおばあちゃんを降ろして、みんなでお花見したんですね。
それ板橋区だったんですけど、板橋区って老人ホーム激戦区なんですよ。だから、そのお花見会場に着いたら、見渡す限りおじいちゃんおばあちゃんばっかりなんですよ。情景だけ見たら「あれ?天国ですか?」みたいな感じの情景が広がってて(笑)

りんたろー。:
みんなでお花見してご飯食べて、またワゴン車に乗っけて帰ったんですね。で、老人ホームに着いて降ろしてる時に気付いたんですけど、知らないおじいちゃん1人混じってたんです。
その時、僕は「介護士失格だな」って。たまたまね、隣の老人ホームだったからそっと帰したんですけど(笑)

「騙されても幸せでいられる恋」兼近大樹の“ダメ男”論

イベント終了後、めざましテレビはEXITの2人にインタビュー。映画に登場するキーワード「スキャンダル」から、自身のスキャンダラスな体験を聞くと…

りんたろー。:
僕、彼女がいたときに違う女性と飲んで飲んで。いい感じになって朝、歩いてたら、めざましテレビの台風中継のカメラがパンしてきて、そこに僕が映っちゃったんですよ

永尾亜子アナウンサー:
えぇ~!

りんたろー。:
それを見てた彼女からオニ電かかってきて、ブチ切れられたっていうエピソードがあって

兼近大樹:
恨みがちょっとあるんだ?

りんたろー。:
ちょっと…5時から5時半、あそこ気をつけた方がいいですよ

兼近大樹:
誰に言ってんの?(笑)

さらに、「浮気を繰り返すようなダメ男・チャラ男に騙されないためにはどうすればいいか?」という質問には…

りんたろー。:
騙されてもいいじゃないですか

永尾亜子アナウンサー:
え?(笑)

りんたろー。:
あなたがその人を愛して恋して、その瞬間はすごく自分らしくいられるわけじゃないですか?じゃあ、いいんじゃないですか?

永尾亜子アナウンサー:
イヤですよ。(浮気せず)ずっと愛しててほしいです

兼近大樹:
そうですよね。だから、それは本当にその人のことを好きじゃないんです。あなたが。騙されても幸せでいられる恋…(カメラ目線で)それを見つけることが大事です

永尾亜子アナウンサー:
ええぇ~?(笑)

兼近大樹:
自分自身がしっかりしていれば、ダメ男に魅力を感じなくなると思うんです。自分自身もダメだから、そこに良さを感じてしまうというのもあると思うんですよ

永尾亜子アナウンサー:
ほ~意外と深いですね…

りんたろー。&兼近大樹:
ははは(笑)

ちょっぴり不満げながらも納得した永尾アナウンサーに爆笑のEXITの2人。

軽部真一アナウンサー:
「騙されてもいいじゃないか」というこの意見、永島さんはどうですか?

永島優美アナウンサー:
永尾さんは「深いですね」と言っていましたが、深くないですよね(笑)騙してほしくないし、騙したくもないですね。

構想に7年費やした映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』は、9月13日に公開。

(「めざましテレビ」9月2日放送分より)