街の女性A;
私らの頃は砂場で遊ぶのが定番。当たり前でしたね。

若い男性;
山とか城作ったりもしましたし、水ためて砂場で泳いだりも。

今も昔もブランコやすべり台と共に、公園の定番の遊び場となっているのが「砂場」。

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新潟総合テレビ 桶屋美圭アナウンサー;
小さい頃、砂場で砂遊びをしたという人も多いのではないでしょうか。
しかし、最近は砂遊びをする子どもが減ってきていると言います。

一体その理由とは?
街で聞いてみると…。

小さい子どものお母さん;
犬、猫のフンとか、おしっこが心配という声もたまに聞く。

街の女性B;
今はなんか危ないですよね。危険というか、そこに菌とかいろんなものが…。

動物の糞尿による「衛生面」や、ガラスの破片などの危険物が混入しているかもしれないという心配から、砂遊びの機会が減ったという人もいた。

こうした「心配の声」に対処しようと先月、県内で初めて導入されたのが…こちらの「自走砂場清掃ふるい機」。

新潟総合テレビ 桶屋美圭アナウンサー;
こちらはまだ整備前の土。持ち上げてみると土もまだ硬いし、石ころも転がっていて砂遊びできる状態ではありません。

この清掃ふるい機では、最高で40センチまで砂を掘り起こし、機械の後ろに搭載されている3種類のふるいを使うことで、細かいガラス片から雑草の根、柔らかい動物の糞なども崩さずに除去することが出来る。

今回この機械を導入した、新潟県見附市のフィールドプラネット合同会社・重山 晃代表は…。

フィールドプラネット 重山晃代表;
機械を入れることによって、効率的に人間の手ではできない深い部分まで砂場清掃ができる。

清掃したあとは、仕上げに抗菌剤を砂場に捲き…およそ2時間で清掃完了。
清掃する前と比べると、砂場は見違えるほどきれいになった。

新潟総合テレビ 桶屋美圭アナウンサー;
さっきよりもさらさらしていて、手触りがいい。辺りを掘ってみても大きな石や雑草の根っこは見られません。
これなら小さな子どもでも砂遊びが楽しめそうです。

フィールドプラネット 重山晃代表;
朝から夕方まで、子どもが危険を感じること無く裸足で駆け回っていただく、あるいは汚れてもいいから、いろいろ考えて自分たちで遊びを作っていける公園になったら 。

(新潟総合テレビ)

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