まずは「食事」から。女性の生涯にわたる“健康ケア”に必要なこと

産科婦人科舘出張・佐藤病院 佐藤雄一院長

  • 「痩せ願望」が強まる傾向を懸念する不妊治療の現場の医師
  • 妊婦だけでなく、若い女性の生活指導の見直しを指導
  • 「“ヘルスリテラシー”を上げていくことが大切」

厚生労働省の調査では、BMIが18.5未満の痩せている20代女性の“痩せ”の割合は21.7%。ファッションモデルのような体形を目指す「痩せ願望」が背景にある中、痩せていればいるほど、低体温、月経異常、排卵障害性不妊等のリスクが高まるという。

食生活や生活習慣が非常に大切


「不妊治療の現場では、年齢の高い方やなかなか子どもができないという方が多くなっています。それまでの食生活や生活習慣が非常に大切だと感じています」

こう話すのは、産科婦人科舘出張・佐藤病院の佐藤雄一院長。不妊治療の現場で、女性の生涯にわかる健康ケアに取り組んでいる。

妊婦だけでなく、若い女性の体重や体脂肪、老化の原因となる糖化率など体組成を調べ、生活習慣の見直しを指導している。

中でも力を入れているのが「食事」。佐藤院長は「今の若い女性は、“痩せ願望”のある方が多く、栄養状態が非常に悪いことが散見されます」と話した。

血や骨、筋肉の元になるタンパク質不足に陥っている女性が多く、バランスの取れた食事法を指導。栄養状態が改善されることで、妊娠しやすい体になるという。

最近は、大学でも講演を行い、若いうちから始める体作りの大切さなどを伝えている。

参加者の女性は「栄養も絶対に足りないので、そこもちゃんとしていかないといけないと思いました」と話した。

佐藤院長は「正しい情報を知って頂いて、健康につなげていく。“ヘルスリテラシー”を上げていくことが大切かなと思います」と語った。

“女性の一生涯の健康ケア”という佐藤院長の思いは、未来の大きな力へとつながっていくだろう。

産科婦人科舘出張・佐藤病院
https://www.sato-hospital.gr.jp/

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