不思議なカラクリ箱がTwitterで話題
夏休みも残り少なくなってきて、宿題の工作や自由研究などで頭を悩ませている親子もいるだろう。しかし、時に子供は私たちが驚くようなとんでもないものを作ることがある。
そんな作品がTwitterで話題となっているので、まずは見て欲しい。
小6娘が4時間かけて作ったらしい力作 pic.twitter.com/eeq0b7RJCw— すとぅ (@sutwosan) August 9, 2019
「小6娘が4時間かけて作ったらしい力作」
というコメントともに投稿された動画にはレゴブロックで作られた箱が映っている。
驚くのはその仕掛け。
箱からはブロックが飛び出ていて、そのブロックを抜いて他の空いている部分に刺すと、今度は反対側からブロックが飛び出しくる。
続いて、箱を傾けると空いているスペースから新しいパーツが出てきた。
最初のブロックを刺す前に箱を傾けても新しいパーツは出てこない仕掛けになっていて、ひとつひとつの手順が連動して初めて次に進めるようになっているようだ。
こんな感じで手順をいくつか踏んでいくと最終的にはビー玉が入ったブロックが出てきて動画は終了となる。手順通りに進めないとゴールまでたどり着けないという、とても小学6年生が作ったとは思えない精巧な作りとなっている。
この動画をTwitterに投稿したのはすとぅ@sutwosanさん。このカラクリ箱を作ったのはすとぅさんの娘さんだ。
Twitterでは「天才じゃないですか⁈すごい」「小6でからくり箱作れるとは驚異的」などの声があり、約4万8千件のリツイート、約2万1千件のいいねがつき、動画は69万4千回も再生され、大きな反響となっている。(8月22日現在)
こんな複雑なカラクリ箱を一から作れるとしたらどんな頭脳の持ち主なのかとザワついたが、実は、娘さんはYouTubeに掲載されている動画を見て作品を作ろうと思ったそうだ。
動画を参考にしたとはいえ、この出来栄えには驚きで将来が楽しみなことは間違いないがどんな娘さんなのか?投稿者のすとぅさんと娘さんにお話を聞いた。
「工作は好きだと思います」
ーーカラクリ箱を見てどう思った?
カラクリ箱をレゴで最初に作ろうと思った方がすごいなと思いました。マイクラなども流行っていますが、実際に手にとって試行錯誤ができるレゴでこのようなカラクリがつくれるのはとてもワクワクするし、楽しそうにレゴで遊ぶ娘を見て嬉しく思います。
また、子どもの好奇心をかきたてるようなステキなコンテンツを作っているユーチューバーの方にとても感謝しています。
ーー娘さんはなぜこの箱を作った?夏休みの宿題?
夏休みで暇を持て余していたからです。
ーー大人でも難しいからくりに思えるが?
面白いなと思いました。最初に考えた人はすごいなと。
ーー制作する上で苦労したことは
家にあるパーツから、必要なものを探し出すのに苦労したそうです。
ーーお母さんから見て娘さんは天才?
思いません 。
ーー娘さんは工作が得意?
得意かどうかはわかりませんが、好きだと思います。
ーー学校の成績は?
普通です。算数は苦手です。
「将来は建築士になって家を設計したい」
ーーどんな娘さんですか?
絵を描いたり、モノづくりが好きで、よくいろんなものを作ってます
ーー将来何になりたいといっている?
建築士になって家を設計したいそうです。
ーー反響に娘さんは何と言っている?
2年前ぐらいにも同じような娘がYouTubeを見て作ったカラクリ箱の動画がバズったことがあって、今回はそれをかなり上回り驚きは少々ありました。娘は反響に喜んではいましたが、完全オリジナルではないので複雑な心境のようです。
ーー娘さんは他にも工作しているものはある?
いくつかあります。
他の作品を見てみても、今後の伸びシロが半端ない。大好きな工作を生かして娘さんには将来、立派な建築士になって欲しいものだ。