リゾート地で仕事する「ワーケーション」 新たな働き方スタイルに熱い視線

企業で広がる“ワーケーション”に地方自治体も熱視線

カテゴリ:国内

  • “ワーケーション”とは? 新たな働き方のスタイルとして注目!
  • 企業で広がるワーケーション 地方自治体からも熱い視線
  • 地方活性化の突破口に キーワードは “半日常” 人口の創出

新たな働き方のスタイルとして注目!“ワーケーション”

大勢の観光客で賑わう避暑地、長野県軽井沢町。
緑に囲まれたお洒落なカフェでのランチタイムは、高原リゾートならではのひととき。

三菱UFJ銀行 原美沙子さん:
「こういったロケーションでご飯を食べるってことは、オフィスでは絶対ないのですごく気持ちいいです」

リゾート地などに滞在し、「バケーション」しながら「ワーク」する“ワーケーション”

新たな働き方のスタイルとして注目される中、三菱UFJ銀行は、この夏、長野県軽井沢町にワーケーション専用のオフィスを新設した。

オフィスの窓からは一面に広がる木々の緑。
カフェの様な雰囲気の部屋には、リラックスできるソファも。
“家族と一緒に滞在しながら、短い時間だけ仕事する” といった利用も想定している。

あとから合流する妻との休暇を前に、初めて “ワーケーション” をした男性は…

三菱UFJ銀行 槙原亮吾さん:
「今日来まして、そのまま金土日と泊まって妻と2人で過ごす予定です。今日は1日集中して仕事をして、また明日から切り替えて過ごせればいいかなと思います」

NTTコミュニケーションズも、今年6月、軽井沢町にワーケーション施設をオープン。
自社の社員だけでなく、今後、様々な企業に貸し出していく方針だ。
こうした中…

企業で広がりを見せるワーケーション
地方自治体からも熱い視線が

軽井沢町 藤巻進町長:
「日本全体の人口が減って行く中、軽井沢だけは大丈夫ということにはなりませんので、対策を立てておかないといけないのかなと」

先月、都内では、全国の自治体関係者などが集まり、「ワーケーション全国自治体協議会」の設立に向け、初のイベントが行われた。協議会には、長野県や和歌山県をはじめ、40以上の自治体が参加予定で、今後、各自治体が連携し、“ワーケーション” の呼び込みに取り組んでいくという。

軽井沢町 藤巻進町長:
「避暑地とかいう言葉を聞くと『軽井沢』というのは代名詞的に国民の中にひらめくと思うんですよね。ワーケーション、テレワークというと『軽井沢』となる。地域が受け皿として機能していければいいと思う」

番組コメンテーターの松江英夫さん:
「働き方改革ももちろん大事ですが、もう一つ、地方の活性化の突破口になってほしいと思います。どういうことかというと「“半日常”人口の創出」というのですが、この“半日常人口”をどのように地方に持ってこられるかがポイントになりそうです」

内田嶺衣奈アナウンサー:
「“半日常人口”って、どういう意味ですか?」

松江英夫さん:
「たとえば、“日常”といえば働いていますよね。バケーションはどちらかというと“非日常”ですよね。地方では働く人口はそれほど多くはないのですが、観光で来る“非日常人口”はけっこう多い。これで産業が成り立っていることもあるのですが、実はまだまだ開拓しきれていないこの真ん中のところ、日常でも非日常でもない“半日常”、ここの人口をどのように増やせるかが、この辺が突破口になりそうです」

内田嶺衣奈アナウンサー:
「なるほど。ちょうど中間ぐらいの人をどう増やしていくか、ということですね。まだまだ始まったばかりですし、これから広がっていくためには、どのような課題がありますか?」

松江英夫さん:
「企業、自治体の両方で課題があります。企業側ではこういった所での労務管理をどうするか。また広めていくための工夫、たとえば福利厚生のメニューにもっと組み込んで、多くの社員が使いやすいようにする努力も必要になるし、自治体側では働く環境の整備をどうするか、企業と同じ目線、同じ立場にたって努力できるかがポイントになりそうです」

内田嶺衣奈アナウンサー:
「どこまで広がっていくかは未知数ですが、働き方の種類が増えるという面では時代に合っているなと感じます。一度やってみたいと思われる方、職種にもよりますが、多いのではないでしょうか」

(「Live News α」8月16日放送分 )

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