全英オープン優勝の快挙から帰国!渋野日向子選手(20)のスゴさはコレ!現地で見た平瀬真由美プロが解説

  • 帰国時の空港で生直撃に「寝たいです」
  • プロゴルファーがみた現地での渋野選手は「元気いっぱい」
  • スタート前集中したいところサインや写真撮影に全部応じていた

ゴルフの全英女子オープンで優勝を飾った渋野日向子選手(20)が、6日、トレードマークの“笑顔”で帰国。

「直撃LIVEグッディ!」では、多くの人が集まった羽田空港の様子を生中継でお伝えし、木下康太郎フィールドキャスターが、渋野選手に直撃!
渋野選手は「帰国して何をしたいですか?」との質問に対し、「寝たいです」と答えてくれた!

グッディ!のスタジオには、今回の全英女子オープンを現地に入り解説したプロゴルファーの平瀬真由美さんをお招きし、渋野選手のスゴさについて解説していただいた。

終始元気いっぱいだった

安藤優子:
「寝たいです」っていう発言には、やっぱり疲れがあるんですね。

平瀬真由美氏:
でも3日目の朝と最終日の朝、普通眠れないと思うんですけど、「眠れた?」って声をかけたら、「めっちゃ寝ました~!」って言ってました(笑)。若いんだなと思いましたね。メジャーで自分がどれだけ取り上げられているか見ていたらわかるじゃないですか、でも全然、関係なかったみたいですね。

安藤優子:
空港はものすごいファンと報道陣の数でした。こういう光景が女子プロ選手を巡って繰り広げられることに、平瀬さんはどういう感想をお持ちですか?

平瀬真由美氏:
いやあ、本当にうれしいです。これだけ取り上げてもらえるなんて。私は、自分が生きている間に日本の選手が(メジャーで)勝つことはないと思っていたので。

安藤優子:
現地での渋野選手の様子は、どんな感じでしたか?

平瀬真由美氏:
終始、元気いっぱいでした。

安藤優子:
いわゆる黄金世代と言われている世代は大活躍ですけど、渋野選手の伸びしろについて、ご自身で「私は、伸びしろです」と言っていたそうですが、平瀬さんはどうご覧になりますか?

平瀬真由美氏:
周りが驚かされますよね、こんなことやるんだって。まさか本当に彼女が取るだなんてみんな思わなかった。頑張るとは思ってたんですけど、本人も初めての海外試合というくらいですから。

サバンナ高橋:
今回、全英オープンに行くとなったときは「ベスト10に入ったら上出来」くらいの気持ちだったんですか?

平瀬真由美氏:
いや、「予選通ったらいい」っていう感じで、最初はそれが目標だったようです。国内で聞いた時にはそう言っていました。

安藤優子:
もしかしたら、このまま優勝するんじゃないか?って、見ていて思う時はありました?

平瀬真由美氏:
そこまで思ったのは、最終日の前半、10番でバーディーを取った時にもしかしたらいけるかも!って思いました。

宮澤智アナウンサー:
渋野さんのプレーについて、まずはドライバー、いかがでしたか?

平瀬真由美氏:
飛距離がすごく出るし、フェアウェイキープ率も高い選手です。日本のデータでは、今のところ平均245。飛んでるところでは270くらい行くところもあります。

北村晴男弁護士:
優勝争いしている中で、抜群に飛んでましたよね。常に15ヤードくらい先を行っていて。

安藤優子:
飛距離が出るのは、何から来るんですか?

平瀬真由美氏:
体の使い方とクラブの振り方でしょうね。体幹はとても大切です。あとは、センスですね。

安藤優子:
センス+努力もありますよね。

宮澤智:
パターも本当に努力されて、たくさん練習されてるんですよね。

平瀬真由美氏:
そうですね。彼女の練習の仕方は、距離感のある練習をするんです。グリーンに到着した時に、スタート前の練習でちゃんと歩測をして、こっち側から打つ、反対側から打つっていう練習をしていましたよ。

身長は高い方が有利

安藤優子:
渋野選手は身長が165cmありますが、やはり身長があった方がゴルフは有利ですか?

平瀬真由美氏:
有利ですね。

安藤優子:
全英では、他の選手と比べてどうでしたか。

平瀬真由美氏:
向こうの選手の中ではそんなに大きい方ではなく、普通かちょっと低いくらいですね。

安藤優子:
それでも渋野選手は、身体的な強さという意味では全く見劣りしなかったですか?

平瀬真由美氏:
そうですね。飛距離が出ていたので、そういう部分では全く大丈夫でしたね。

北村晴男弁護士:
いくら飛距離があると言っても、あの12番ホールで、ドライバーで打った時は驚きました。

安藤優子:
ふつうだったら短いクラブを持って少しずつ進んでいく場面で、渋野選手はドライバーという一番長いのを持って1回でグリーンに乗せたんですよね。

サバンナ高橋:
あれはやっぱりすごい勝負だったんですか。

平瀬真由美氏:
勝負でしたね。グリーンの手前は全部池だったので。

安藤優子:
周りで見ていた皆さんはどんな反応でしたか。

平瀬真由美氏:
いやあ、びっくりしましたよ。刻んでもバーディーを取れるホールだったので、そこまで勝負をかける必要があるのかと思って。でも本人の終わった後の話によると、「そこは絶対に行かないと後悔するから行った」という話でしたね。3日目の最終ホールでも、1番奥のピンで、そこまで突っ込んで攻めてきた選手はいなかったんです。なぜかと言うとオーバーするとボギーになる確率が高いので。みんなはピンの手前に乗せてたんですけど、彼女はピンの真横まで打ってきたんです。番手を聞くと、大きいクラブだったんですよ。それをコーチに大きくないですか?と終わった後に聞いたら、「本人が行きたいと言うから、じゃあ行け」って打たせたって。

安藤優子:
常に強気なんですね。これをやらなかったら後悔するっていうお話でしたけど、渋野選手はまだまだ20歳なので、全英にトライする機会はこれから何度も来るんですよ。でも、ここをやらなかったら後悔するっていう、勝負師としての勘が本当に素晴らしいですね。

言われたらサインも撮影も全部応じる「かわいさ」

安藤優子:
海外メディアでは「スマイリング・シンデレラ」と名付けられていましたが、現地での注目度ってどうでしたか?

平瀬真由美氏:
彼女が気軽にサインをしてくれるのを、3日目の17番から18番にあがるところでみんな見ていたので、けっこう練習場とかでも子供たちがいっぱい寄ってきて。スタート前ってあんまりこう、集中したいところがあるんですけど、彼女は言われたら全部サインして写真撮ってっていうのをずっとしていたので。やっぱり彼女はそういうかわいさ、笑顔っていうのがすごく印象的だったみたいですね。

北村晴男弁護士:
今の(空港での)笑顔が、ラウンド中の緊張感がある場面での笑顔と全く一緒なんですよね。あの笑顔にほっとさせてもらいました。

安藤優子:
本物の笑顔だっていうのが、人の心を打つのかなって思いました。明日には、次の試合に向けて北海道に入るという情報も入ってきています。短時間ではありますが、ゆっくりとお休みになっていただきたいと思います。

(「直撃LIVE グッディ!」8月6日放送分より)

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