韓国は日本開催のミスコン不参加へ 政治的理由での辞退は初

安倍首相は6日、輸出管理の優遇対象国、いわゆる「ホワイト国」からの除外決定後、初めて韓国について言及した。
その中で安倍首相は、韓国が日韓請求権協定に違反し、国際条約を破っているとした上で「韓国には国と国の関係の根本に関わる約束をきちんと守って欲しい」と述べた

こうした中、文化やスポーツ交流にも影響が。
韓国で開かれる、いわゆるコンテストの一つ「ミス・コリア」。その運営本部はきのう、日本で開催される「ミス・インターナショナル世界大会」に韓国代表としてミス・コリアの受賞者が出場しないことを明らかにした。

ミス・コリア運営本部はその理由として「日本の経済報復に対して全国民が不買運動を行う中、日本ブランドを宣伝する大会には参加できない」とコメントした。

世界を代表するミスコンテストの一つで、1968年以降 毎年日本で開催されているミス・インターナショナル。
関係者によると、政治的な理由で本戦の出場を辞退したケースはこれまでなかったという。

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協賛からミズノを除外

さらにソウル市は今年10月に開かれる「ソウルランニング大会」の協賛会社からミズノの韓国法人を除外することを決定

大会のホームページには、ミズノの韓国法人が協賛社から除外されたことで、大会記念Tシャツの変更も決まり、「準備中です」との文字が。

「福島産の農水産物から韓国選手の安全を・・・」

約1年後に迫った東京オリンピック・パラリンピックを巡っては・・・

韓国の世論調査会社「リアルメーター」による調査で「放射能論議が起きている福島産の農水産物から韓国選手の安全を確保するため、ボイコットすべき」とする意見が7割近くに上ったのだ。

また、韓国・大統領府のホームページには「反省のない戦犯国・日本でのオリンピックボイコット運動を、平和の連帯として提案します」との、メッセージが寄せられた。8月1日時点で、ボイコットするよう求める約2000人の請願が集まっている。

先ほど会見を行った韓国・外務省は「今後も、私たちの国民安全確保のために必要な場合には、旅行警報発令など措置を検討していく予定です」とコメントしている。

(Live News it! 8月6日放送分より)