声の芝居に苦戦…佐藤健のアドバイスとは?

映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』のワールドプレミアが7月16日に東京・六本木で行われ、声優を務めた佐藤健(30)さん、有村架純(26)さん、波瑠(28)さん、坂口健太郎((28)さん、山田孝之(35)さん、ケンドーコバヤシ(47)さん、安田顕(45)さん、井浦新(44)さん、賀来千香子(57)さん、吉田鋼太郎(60)さんらキャスト陣と山崎貴監督が登場した。

 
 
この記事の画像(22枚)
 
 

大人気ロールプレイングゲームをシリーズ初の3DCGアニメーションで映画化したこの作品。
物語はゲーム5作目の『天空の花嫁』を原案として展開に、主人公・リュカの大冒険が描かれている。

 
 

ゲームの大ファンだという佐藤健さんは、作品に込める熱い思いを語った。

佐藤健(リュカ役):
今回のこの映画は、ドラゴンクエストとの大切な思い出を持っている人たちにこそ、見てほしい映画だっていうふうに確信していて…

 
 

有村架純(ビアンカ役):
(収録)初日は、リュカ役の佐藤さんと一緒にかけ合いをしてお芝居をさせていただいて…

 
 

有村架純:
その時に健さんがアドバイスで「舞台に立ってるように表現すると、より良くなるんじゃないか」というお言葉をいただきまして…

佐藤健:
(恥ずかしそうにうつむき…)偉そうに…(笑)

 
 

有村架純
その言葉を胸にやらせていただきました

波瑠(フローラ役)
声のお仕事って難しいので、すごく私も苦労したんですけど…

 
 

波瑠:
でもそれに関しては、私は佐藤健さんから特にアドバイスはいただけなくて…(笑)

 
 

波瑠:
それが何でなのかは今でもよく分からないし(笑)納得もできてないんですけども…

 
 

波瑠さんの指摘に苦笑いの佐藤さんも実は声優の仕事は今回が初めて。

収録開始2日目頃の少し慣れてきたところに有村さんが合流し、同じく苦労している姿を見て助言をしたが、「(アフレコ経験のある)波瑠さんは最初から上手だったので、何も言うことはなかった」のだと弁解していた。

佐藤・有村・波瑠が振り返る「人生の究極の選択」

また、劇中では主人公が2人のヒロインのうち、どちらを花嫁に選ぶのかという究極の選択も描かれている。

 
 

これにちなみ、キャストの3人に「これまでの人生で経験した究極の選択」を聞いた。

佐藤健:
僕は、大学に行かないって決めた時は(究極の)選択をしたなって感じです。ずっと(大学に)行きたいと思ってたんですけど、ちょうどその時期に『仮面ライダー』をやらせてもらえることになって。迷ったんですけど、両親と話したりした結果(大学に)行かなかったですね

 
 

鈴木唯アナウンサー:
でも今は、その結果には満足というか…

佐藤健:
大学生活も送ってみたかったなとは思いますけど…でも悔いはないです

 
 

波瑠さんは、今の事務所に入るきっかけになったオーディションと、大事な家族旅行が重なってしまった時が「究極の選択」だったという。

波瑠:
ギリギリまで悩んで…結局、両親が送り出してくれて。旅行を中止にして、オーディションに行かせてくれたんですよ。

 
 

波瑠:
それで、いま所属してる事務所に入ったので、だからあの時、旅行に行ってたらもう全然違う人生だったんだろうなとは思いますね

 
 

有村架純:
高校2年が終わった時に上京したんですけど、地元の高校にあと1年通ってたら、友達みんなと卒業できるっていう、そこがすごく悩んだんですけど。1年でも早く上京してお仕事がしたいって思ったので…

 
 

鈴木唯アナウンサー:
でも、きっとクラスメイトのみなさんも応援してくれたんじゃないですか?

有村架純:
1年早い卒業式をしてくれました

 
 

鈴木唯アナウンサー:
えっ、すごい!どういう感じだったんですか?

有村架純:
手作りの卒業証書を作ってくれて、みんなでKiroroさんの『Best Friend』歌って(笑)

 
 

有村架純:
さようなら~って感じで(笑)

 
 

有村架純:
でも泣きました。うれしくて

 
 

鈴木唯アナウンサー:
それも本当にいい思い出ですね

主人公が2人のヒロインの間で揺れる場面について、「プロポーズのシーンがエモかった(感情が高ぶった)」と振り返った佐藤さん。

果たしてどちらを選んだのか?結末が気になる映画は、8月2日に公開される。

 
 

軽部真一キャスター:
みなさんそれぞれ「人生の選択」があったということなんですが、永島さんはどう?これまでに人生の究極の選択ってあった?

永島優美キャスター:
私は中高時代ずっと続けていたチアリーディングを大学でも続けるかどうかというのが究極の選択でした

 
 

軽部真一
で、結局?

永島優美
結局まあ悩んだ末、違う世界もいろいろ見てみたいと思って入らなかったんですよ。でもその4年間でいろいろな経験ができて、アナウンサーという職業にも興味を持つきっかけもありました。今につながる…

軽部真一
もし大学に入ってチアを続けていたら、ちょっと違う人生になっていたかも?

永島優美
そう思います。はい

(「めざましテレビ」7月17日放送分より)