【2019参院選】 「3歳の壁」「オムツの軽減税率」働くママに政治へのホンネを聞いてみた

カテゴリ:国内

  • 保育園の無償化はいらない…それより保育所の充実やテレワークを
  • オムツが軽減税率に入っていない…子供を産みにくい世の中だなと
  • 働くママだけじゃなくてパパとセットで働き方改革や子育て支援を

参議院選挙は7月21日の投開票まで1週間を切った。
選挙の争点とされるものは色々とあるが、働く皆さんは、実際、政治に何を求めているのか?
5回連続でお伝えする2回目は、「働くママの本音」を全国各地で聞いてみた。

【仙台市】保育園に預けて働くママ世代の意見を・・・

公務員・30代(宮城・仙台市):
働き方改革を別のルートで欲しいなと思う。職場に復帰してしまうと、男性と同じような働き方をさせられてしまうので、そうすると『保育園のお迎えは誰が行くの?』とか、『じゃあ誰がやるの?』というのがあると思う。今、国がやっているのは、わたしたちよりも世代が上の方の意見ですし、もっと、わたしたちと同じような働き方をしている世代の女性の意見がない。

【岡山市】地方にも多様な保育園・幼稚園の選択肢を・・・

自営業・30代(岡山市):
都市は英語で保育をしたりとかいろんな保育園・幼稚園が充実しているが、田舎の地方ではそういうのはあんまり無く、本当に預けるだけ。英語の先生がいる園とかも地方にもっと欲しい。

【川崎市】保育園の3歳の壁をどうにかして欲しい・・・

公務員・ 30代(神奈川・川崎市):
3歳の壁にぶち当たった。今、小規模の保育園がすごく多くて、結局、3歳までが限度なので、3歳になると出ていかないといけなくて、その先がない。保育園の無償化は別にいらない、だったら入れてくれという感じですよね。

【仙台市】無償化より認可保育所を増やしてほしい・・・

金融関係・30代(仙台市) :
無償化と言っているけど、結構条件があったり。今度保育園に入れないとなると、そもそも無償とか関係ないし、どちらかというと保育所を増やしてほしいとか、認可を増やしてほしい。

【西宮市】学童保育を充実してほしい・・・

事務職・40代(兵庫・西宮市):
保育園は朝早くから夕方までずっと見てくれている感じで安心して働けるけど、小学生になったとき放課後とかの過ごし方が心配だなと思って。学童とかを充実してほしい。

【高松市】夫が転勤しても働けるテレワークの充実を・・・

派遣社員・40代(香川・高松市):
夫の転勤があるので、正社員になっても、また辞めていかなくちゃいけないとかになるので、テレワークとかがあったら、転勤しないでずっと働けますよね。そういうのは、大企業で働いてる人とか、優秀な大学出ている人たちだけで、普通の主婦、普通のお母さんは、まだそこまで浸透していない。

【豊洲】子供のオムツが軽減税率に入っていない・・・

IT関係・20代(東京・豊洲):
金銭的な理由で産まない人は絶対多いと思うので、もうちょっと子供手当を増やしてほしい。オムツとかが全然、軽減税率に入っていない。オムツが無いと結構、死活問題だし。それが8%なのか、10%なのか、長い目で考えると大きい。本当に子供を産みにくい世の中だなと思います。

働くママだけじゃなくてパパとセットで働き方や子育て支援を

三田友梨佳キャスター :
高松市の方が、旦那さんの転勤があってもリモートワークだったらずっと働けていると話していましたけど、石倉さんの会社はスタッフ全員がリモートワークの会社ですが、働くママは多いですか?

キャスター取締役COOの石倉秀明氏:
働くママも多いのですが、転勤族の方ですと引っ越しのたびに転職しなくちゃいけなくて、リモートワークだと引っ越しても職場を変えなくていいので、そうゆう方が弊社に入る例が結構あります。
働くママに話を聞いたら、仕事と子育てをどう両立させるかという環境整備でまだ支援が足りないという意見が非常に多かったです。保育園の無償化よりは保育園自体を増やしてほしいとか認可を増やしてほしいという声が強かったです。

三田友梨佳キャスター :
保育園に関する意見はいろいろありますが、中でも「3歳の壁」という言葉もありました。

石倉秀明氏:
そうですね。「3歳の壁」とか「小1の壁」と言われるものがありますよね。保育園は夕方まで預かってくれますが、幼稚園や小学校に上がりますと帰宅の時間が早いので、働く時間も短くなければならない。それによって働き方を変えなくてはいけなかったり、キャリアを考えなくてはいけないお母さんが結構いるのではないかと思います。

三田友梨佳キャスター :
石倉さんは常々、子育てについて、働くママへの支援はもちろんのこと、パパも育児に参加しやすい包括的な環境作りの必要性を訴えていらっしゃいますね。

石倉秀明氏:
そうですね。働くパパへの支援は手薄だと感じる部分が大きい。家事や育児は女性がするということが主流になってしまうとどうしても女性だけが大変になってしまう。そうなると男性の働き方、例えば育休を取りやすくするとか、時短で働くとか、リモートワークにするとか男性の働き方を変えていかなくてはいけないと思うんですけど、男性自身が働き方を変えることに抵抗があったり、心理的負担を感じる人が非常に多いと思う。例えば出世が途絶えてしまうのではないかという心理的ハードルを感じる方が多い。だからこそ働くママだけじゃなくてパパとセットで働き方や子育て支援が必要だと思う。

(「Live News α」7月16日放送分)

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