華麗なリフティングに!
トリッキーな技!
そして豪快なシュート!
投稿動画でプロになれる時代が到来した。

「 選手発掘は投稿動画 アプリが変えるプロスポーツ革命 ~イノベーション2.0~ 」

都内にあるスタートアップ企業ドリームストック
ここで開発されたのが…

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dreamstock 松永 マルセロ ハルオCEO

「プロのサッカー選手を目指す子どもや少年が自分の動画をアプリにアップロードして
それをプロのサッカーチームがクラブチームが それを見てスカウティングできるアプリですね」


そのアプリがDreamStock

自分のプレイを投稿すると
それを見たチームのスカウトやコーチがチームに誘ってくれるというものだ。

dreamstock 松永 マルセロ ハルオCEO

「(投稿動画は)自分が今まで出た試合だったりとか、 それをスマホで編集して 自分のよかったプレーをまとめてあげる子が多いですね」

投稿しているのはアマチュアチームでプレーする 選手などプロの卵。
自分が得意な技や試合中のプレーを投稿して 自己アピールしている。
見栄えのいいプロフィール画面や、 自分に印をつけるなど スマホ世代ならではの凝った編集もされていた。

この動画を見るプロチーム側はブラジルのチームが多く、名門フラメンゴや強豪グレミオなど有名なチームも名を連ねている。
このアプリで、すでにプロの目に留まりに声を掛けらた 選手もでているという。

dreamstock 松永 マルセロ ハルオCEO

「実際に25人のユーザーがプロチームに招待されて そのうち2人がプロ契約が取れています」




その一人が、この18歳のグスタボ・リメイラ選手。

見事、ブラジル・サンパウロ州リーグのプロチームに入団したグスタボ選手。
驚くのは、動画を投稿してからわずか1カ月で契約をした、そのスピードだ。

グスタボ・リメイラ選手

「アプリは僕の人生を変えてくれたんだ。遠くに住んでいて、プロのサッカーチームに入れると思ってなかったんだけど、このアプリをみつけて動画をアップしたらチームに入ることができたんだ。 このアプリがブラジルのサッカーを変えてくれている 代理人がついていないと、プロのチームに入るのとても難しい」

チーム側にもメリットがある。
トライアルを開催して新人の発掘をしているが、グラウンドの広さや時間の制約などから、多くても1回で100人程度の参加が限界だった。

それがこのアプリでは・・・

dreamstock 松永 マルセロ ハルオCEO

2000人とか3000人が動画をアップロードしています。 チームにとっては、今まで100人しか見られなかったのが、 場所を問わず世界中からポテンシャルの高い子を見ることができるようになっている」

これにチームの会長は・・・


GEマウアエンセ マルコ会長

「きっとこのアプリは成功するよ 時間の削減にもなるしコストの削減にもなるんだよ」

かつてプロ選手を目指していたという松永社長。
このアプリでサッカーの未来を変えようとしている。

dreamstock 松永 マルセロ ハルオCEO

「みんなが平等にサッカー選手を目指せる 世界を作るのが僕のミッションですね」


番組コメンテターの松江英夫さん

「これが30年前にあれば、わたしもプロになれたかもしれない(笑)」

内田嶺衣奈アナウンサー

「そう思った方も多いかも知れないですね」


松江英夫さん

「スポーツというのは色々なものをつなぎとめる機能がありますよね。ハブ機能(車輪の中心機能)というのですが、スポーツはやる人も観る人も、たくさんいるので、そこと何かをつなげるとビジネスになる可能性があるんですよね。たとえば、スポーツと健康とかスポーツと金融とか。スポーツはまだまだハブ機能としての期待が高まると思います」

内田嶺衣奈アナウンサー

「夢を抱いていたけど、さまざまな理由でプロテストを受けにいけなかった多くのプレイヤーにとっては、間口が広がるというのは、とてもいいことだと思います。日本のチームが今後参入するのかどうかも、気になるところです」

(「Live News α」7月12日放送分)