なが～い髪の毛の女子高生
同級生と一緒に文化祭の準備をしていたのは日大東北高校の1年生、鈴木眞優さん。
ひときわ目を引くのは、なが～い髪の毛！
鈴木眞優さん：
絵具とかに髪がついて大変です
結んでいた髪をおろしてもらうと、長さ腰の位置まである。一体何センチあるのか？
メジャーで測ってみると…
一番長い所で髪の長さ83センチあった。
実は眞優さん、ある目的のために髪を伸ばし続けてきた。
鈴木眞優さん：
妹が幼稚園の時に「ヘアードネーション」の活動に協力して、いいなと思って自分も協力しようと思いました
「ヘアードネーション」とは病気などが理由で、髪を失った子どものために髪の毛を寄付してかつらを贈る活動のこと。
中学1年生の夏以来髪を切っていないという眞優さんに同級生は「髪を伸ばす努力もあたと思うし、提供する勇気もあると思うのですごい尊敬します」と話す。
ついに髪を切る日が！
放課後向かったのは郡山ヘアメイクカレッジ。ついに目標の長さまで伸びた髪を切る日がやってきた。
鈴木眞優さん：
私がこの活動をしようと思ったきっかけは自分自身が中学生のころ膝を痛め、当たり前だったものを失う辛い気持ちと苦しい気持ちを経験し、髪を失ってしまった子どもたちも自分と同じような気持ちなのかもしれないと思ったからです
最初は自分で…
続いて4人の学生にハサミを入れてもらい、カットは5分足らずで終了。
切った髪の長さは50センチにもなった。
鈴木眞優さん：
髪を切って軽くなった感じがします。世界には困ってる人とか苦しんでいる人がいるのでそういう人の力に少しでもなりたいなって思います
髪を切り印象が変わった眞優さんだが、誰かの役に立ちたいという熱い思いはこれからも変わらない。
（福島テレビ）
